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米国防総省は8月6日、個人の居場所を特定・追跡できるデバイスやアプリのGPS機能の使用を禁止すると発表しました。パトリック・シャナハン国防総省副長官の署名入りメモにより、世界各地に派遣されている米軍関係者に通達されました。
国防総省のスポークスマンによれば、「国防総省職員は、政府または民間によるデバイス、アプリケーション、およびサービスにおいて、地理的な位置情報機能を使用することを禁止するとし、直ちに実施するものとします」とのことです。また、「個人情報、居場所、日常業務や職員数を公開する可能性があります。 海外での使用は、意図しないセキュリティの結果を招く可能性があり、部隊と任務に対するリスクが増大する可能性があります」ともしています。
GPS機能に依存するアプリが含まれる個人所有のスマホやデバイスも使用禁止の対象となります。各部隊の指揮官がこの禁止令の責任者となり、徹底したリスク評価をした後に限り、例外が認められることになります。国防総省は、セキュリティに影響のない範囲で位置情報技術の個人的な使用を可能にするバランスのとれた方法を模索しているとのことです。
Pentagon restricts fitness trackers, mobile devices using GPS functions citing 'significant risk'to deployed forces https://t.co/I0FnojkKtJpic.twitter.com/LBLJUrisWQ—FOX Business (@FoxBusiness) 2018年8月12日
https://twitter.com/FoxBusiness/status/1028466097727655937
これでオフの時に『ポケモン GO』で楽しんでいる国防総省職員は、楽しみが一つなくなることになりますね。GPSを開発した張本人の国防総省がその使用を禁止するなんて、まさにブーメランといったところでしょうか。
※画像とソース:
https://www.defense.gov/News/Article/Article/1594486/new-policy-prohibits-gps-tracking-in-deployed-settings/
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