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幼い頃から女子に囲まれてきた超絶イケメンながら、実は付き合った経験ゼロでモテない自覚ナシの非リア充男子・古谷斗和が、「お前は観賞用男子だ!」と言い放たれて汚名を払拭すべく学年一の美少女・三輪美苑をターゲットにするという椎葉ナナさん原作の『覚悟はいいかそこの女子。』。集英社の『マーガレット』で連載され「ヘタレ男子マンガの先駆け」と言われたこの作品が映画化。2018年10月12日にロードショーとなります。
既にMBS/TBSドラマイズムで2018年6月24日から前日譚となるドラマがはじまり、斗和役に中川大志さん、美苑役に唐田えりかさんが演じますが、注目したいのは美術教師で斗和や美苑の副担任・久瀬龍生役の小池徹平さん。
小池さんといえば『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』(2009年)の大根田真男役や『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』(2011年)の新城誠役などが印象的ですが、今回の久瀬は常に生徒1人1人のことを大切に考えていて、男女問わず生徒からの人気が高く、女子生徒から日々黄色い声援を浴びる「先生界のプリンス」。美大への進学を目指している美苑の指導をしていて、彼女が密かに想いを寄せている相手。斗和にとっては強敵です。
そんな久瀬役を演じる小池さん。意外にも「先生役は珍しい」とのことでしたが「刺激的で演じていてとても楽しいです」といい、「中川くんや唐田さんをはじめ、若い俳優さん達が多い現場でしたが、皆さんしっかりしていて雰囲気がすごくよかったので、とても演じやすかったです」と語ります。美苑役の唐田さんとの演技は、頭をポンポンしてあげるシーンで「犬や猫ぐらいにしかしたことがないので、どうやってやればいいんだろうと悩んじゃいました」と笑い、主役に抜擢された中川さん演じる斗和についても「カッコ良い部分とかわいい部分が沢山あるので、初めて本気の恋に目覚めて悶絶・奮闘する斗和をぜひ応援してあげてほしいです!」と話しています。
「男子高校生界のプリンス」と「先生界のプリンス」の対決が気になるこの作品。美苑を射止めるのはどちらか、イケメンヘタレ男子に扮する中川さんのコミカルな演技も気になるところです。
覚悟はいいかそこの女子。(東映)
https://www.toei.co.jp/movie/details/1212514_951.html [リンク]
(c)椎葉ナナ/集英社 (c)2018ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会