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現在放送中のアニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系列)で、野原しんのすけ役を務める声優の矢島晶子さんが、番組を降板することが分かりました。6月29日(金)の放送が最後の出演となります。
1992年4月13日の放送開始から四半世紀以上にわたってしんのすけの声を担当していた矢島さんですが、「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなり、キャラクターの声を作る作業に意識が集中して、役としての自然な表現がしづらくなった」と、降板の理由を説明しています。
ネット上では、「矢島さんじゃないしんのすけ?! か、考えたことなかった」「しんのすけの声が変わるのポケモンのサトシ並に想像できない」「しんのすけの声が違う人ってのが想像つかん…(ドラえもんの時と同じ)」などと、長年その声とセットで親しんできたキャラクターだけに驚きを隠せない人が多い模様。
「笑いと感動をありがとう」「いままでありがとうございました。子供時代から隣にあったアニメキャラでした」「本当に長い間しんのすけと共に楽しい時間をありがとうございました」といった感謝とねぎらいのコメントも殺到しています。
なお、7月よりしんのすけ役を務める声優は現在調整中で、決まり次第アナウンスされる予定です。
<矢島晶子さんコメント全文>
27年間、春我部の「嵐を呼ぶ5才児」と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることに致しました。
理由は、しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。
キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です。長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております。
「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです。
27年間、ありがとうございました。