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ガジェット通信のノジーマです。シンガポールから発着しているクルーズ船『ゲンティン ドリーム』に乗船し、タイのプーケットまで行くという3泊4日のツアーのレポート3本目となります。プーケットから離れ、再びシンガポールに戻って帰国するまでの3日目・4日目のことをまとめました!
贅沢すぎるのにコスパ最強! クルーズ船で行くシンガポール~プーケット3泊4日の旅行記(1)
http://getnews.jp/archives/2036131[リンク]贅沢すぎるのにコスパ最強! クルーズ船で行くシンガポール~プーケット3泊4日の旅行記(2)
http://getnews.jp/archives/2036135[リンク]
3日目の朝を迎えました。余裕があれば再び小型船でプーケットに上陸し、朝のプーケットも散策してみようかと思っていたのですが、前日までの暴飲暴食がたたって完全に寝坊。しかも体はすっかり重くなり、明らかにお腹が出てきてしまいました……。
3日目は昼前にプーケットを出発し、終日航海になるスケジュールなので、また船内でモリモリ食事をしてしまうことは必至。それならばせめて運動をしないと……! ということで、日中は船内のアクティビティを利用してガッツリと運動をすることにしました。
まず最初にやって来たのはジムエリア。ランニングマシンやウエイトトレーニングなど、たくさんの機器が取り揃えられていて、一般的なジム施設と遜色ありません。「クルーズ船にまで来てジムってどうなのよ?」という感じはありますが、海を眺めながら運動する非日常感は普通のジムでは味わえませんよね。僕と同様に食べすぎてしまった人が多いのか、この日は朝からかなり賑わっていました(笑)。
音楽を聴きながらランニングマシンで走り込むこと1時間超。だいたい300kcalほど消費できたようです。気休め程度しか消費できていませんが、きっと何もしないよりは……!
続いては屋上のデッキに移動して、プールでガッツリとスイミング。日本ではまだ肌寒い季節だったのに、30度近い気温の青空の下で泳げるなんて最高だ……!
そしてせっかく水着に着替えたので『ゲンティン ドリーム』の名物でもあるウォータースライダーでも遊んでみることに。
ウォータースライダーは子供向けのものもあれば、いきなり直滑降するような本格的なものもあり、計6本のバリエーション豊かなラインアップとなっています。
スライダーが船の外側にはみ出ていて、しかもその部分がスケルトンになっているものもありました。凄いスリルでなんだか変なテンションになってしまいます……!
続いてはアスレチックにもチャレンジ。こちらも最後は船体からはみ出た部分をロープで渡るというスリル満点のアトラクションとなっています。
正直なところ怖くてあまり乗り気ではなかったのですが、半ば強制的に安全器具を装着させられ、そのまま挑戦することに……。
命綱がついているとはいえ、足元はかなり不安定で、しかも周りは一面の海という超絶景! ここが『ゲンティン ドリーム』で一番高い場所になるため景色は本当に最高なのですが、それ以上にスリルがヤバい……!
最後はクライミングウォールを伝って移動し……(足元が海なのでメチャクチャ怖い!)
ロープを掴んで海に飛び込むような感覚でジャンプ……!
飛んだあぁぁぁぁーーーっ!!
無事にゴールまで渡り切ることができましたが、着いたあとはもう足がガクガク。いやあ、貴重な体験ができました。絶叫マシンが好きな方なら最高に楽しめると思います!
思う存分体を動かしたので、最後は体に良さそうな食事で一息つくことに。
こちらは有料での食事になるのですが、フレッシュなスムージーとたっぷりのフルーツがなんともヘルシー。そして海をバックに写真を撮ればインスタ映えもバッチリ!
いい感じですよね? あとはモデルがかわいい女子だったら完璧だったはずです。写真が好きな女子が喜びそうな撮影ポイントが本当にたくさんあるなあと改めて感じました。
気がつくと日が沈み始め、いよいよ『ゲンティン ドリーム』で過ごす最後の夜となりました。水平線に太陽が沈んでいき、空の色が少しずつ変わっていく様子はなんとも言えない美しさ。この景色を見ることができるというだけでも、クルーズ船に乗る価値があるかもしれません。
そんなサンセットをiPhoneのタイムラプスで撮影してみたり……
最後のディナーなので、有料のレストランで贅沢に生ハムやステーキを食べたり……
そして最後のショーも開催されるということなのでシアターに足を運んでみると……
ショーが始まる前にいろいろなスタッフがステージに上がり、客席に挨拶をするという演出がありました。
最後にはなんと船長もステージに登壇。自然と客席から万雷の拍手が起こり、乗客がいかに『ゲンティン ドリーム』の旅を楽しんだのかが伝わってきて、とても感動的なシーンでした。
そのまま最後のショーも鑑賞すると、終演後に屋上のデッキで花火が打ち上げられるというアナウンスが……! これは見に行かねば!
屋上のデッキに移動するとすでにたくさんの人が。DJが流す音楽に合わせて踊ったり合唱したりと、凄まじい熱気です!
たまらず僕も混ざって踊っていると、ついにカウントダウンが始まり、船上から花火が打ち上げられました。
ああ……なんて綺麗なのでしょう……。何もかもが特別だった『ゲンティン ドリーム』での旅でしたが、花火が打ち上げられたことによって、これで本当に最終日なんだなあとしみじみしてしまいました。絶対いつかまた帰ってくるぞ……!
あまりに名残惜しいので、花火のあとはやっぱり飲んでしまいました。結局午前中に運動して消費した分以上のカロリーを摂取してしまった気がします(笑)。
ついに最終日となる4日目。昼過ぎに再びシンガポールに戻ってきました。日本へのフライトは午後10時過ぎのため、なんだかんだ8時間くらい待ち時間が。せっかくなのでもちろん残りの時間で再びシンガポール市内を観光することにしました。ハードスケジュールのように思えるかもしれませんが、船内でゆっくり休めたので体調は万全! このあたりもクルーズ旅の魅力ですね。
限られた時間で何をするか悩ましいところでしたが、シンガポールにはミシュランガイドに掲載されている中で最も安い店があるという情報を入手。せっかくなので行ってみたいので、地下鉄に乗ってチャイナ・タウンに移動することにしました。
チャイナ・タウンに到着し、そのお店に向かってみると……
なんとまさかの定休日……! 下調べをきちんとしなかったのが悪かったのですが、これには参りました。限られた時間を無駄にしてしまった……。
このまま引き下がるのは悔しいので、同じくミシュランガイドに掲載されている別のお店に向かうことにしました。
再び地下鉄でラベンダー駅まで移動し、繁華街から離れたフードコートの中にあるお店『Hill Street Tai Hwa Pork Noodle』にやってきました。良かった、こっちは営業中だった……!
こちらの名物は醤油ダレと黒酢を使った和えそば。値段はSサイズで6香港ドルなのでだいたい500円くらい。
さすが、ミシュラン一つ星を獲得しているだけあってしっかり美味しい! 独特の食感の麺と、ピリ辛味のタレがしっかりマッチしていました。
この時点で時刻は午後5時過ぎ。あと1ヶ所くらい回ることができそうなので、シンガポールの名所『マリーナベイ・サンズ』に移動し、夜景を堪能することにしました。
屋上にあるバーに行ってみると、目の前にはシンガポールの中心部を一望する絶景が……!
すごーい! いい景色だなー!
しかも今回足を運んだバーは自由席になっているのですが、なんとタイミングよくベストポジションの席が空いたので、記念写真を撮影!
最高にムカつく感じの写真が撮れました(笑)。
すると徐々にあたりが暗くなり始め、ライトアップのイベントもスタート。
ああ……なんて贅沢なんでしょうか……。このままずっと夜景を眺めていたいところでしたが、残念ながらここでタイムアップ。急いで空港に移動し、そのまま日本へと帰国しました。ほんと、どこを切り取っても濃密で充実しまくりの旅だったなあ……!
こうして3泊4日の旅が幕を閉じたわけですが、特に感動したのは「短時間でもシンガポールとプーケットを満喫できたこと」「遊んでいる間に移動できる幸福感」の2点ですね。
今回の旅程は3泊4日でしたが、1日目の昼過ぎにクルーズ船に乗り込み、4日目の昼に下船するという、旅程の大半を船内で過ごすというもの。目的地であるプーケットにも1日も滞在しないスケジュールだったので、観光なんてほとんどできないだろうなと思っていたのですが、実際にはシンガポールもプーケットもかなり満喫することができました。
そして何より、船の中で遊んでいるうちに目的地に到着するというのが素晴らしすぎる……! 飛行機や他の乗り物では考えられないですよね。移動時間を無駄な時間にしないで済むからこそ、旅行を濃密なものにすることができるのでしょう。
今回のツアーは、最安価格の内側の部屋で大人1名5万7400円、バルコニー付きの部屋で8万2000円という価格ですが、一部レストランでの食事代やショーの入場料、アクティビティの利用料も含まれているということを考えると、かなりお得感があるのではないでしょうか。(1室2名利用時の大人1名の料金)
さらに2018年4月30日(月)までにシンガポール発着ゲンティン ドリームのクルーズ(4月~6月出航)を申し込むと、2名1室の利用で1名が無料になるキャンペーンも実施中とのこと。つまり2名なら実質半額でクルーズ船に乗れるということに……! これはいくらなんでもお得すぎる!
シンガポールまでの航空券も必要になりますし、海外旅行をポンと決断するのはなかなか大変だとは思いますが、きっと満足度の高い旅になるはずです。ぜひこの機会に検討されてみてはいかがでしょうか。
ゲンティン ドリーム シンガポール発着クルーズ
http://www.mercury-travel.com/dream/schedule2.html [リンク]
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