4月に入り新生活と共に“夢”がふくらむこの時期。4月4日(水)に『ドリームジャンボ宝くじ』が全国で発売されましたが、この「ドリーム」にちなみ、宝くじの発売元である全国都道府県及び20指定都市が“夢”に関する調査を実施。夢を持つことの大切さを伝え、夢を応援するために、20代以上の男女1万4100人にアンケートを実施しました。


『日本ドリーム白書2018』として発表された調査結果から、夢を持つ日本人は約半数(51.9%)で、47都道府県ごとに“夢”の傾向が異なることが分かりました。


夢を持つ人が多い都道府県は?



都道府県別に「夢を持っている」率が高い順にランキングすると、1位「宮崎県」(61.0%)、同率2位「長崎県」「熊本県」(58.0%)とトップ3を九州勢が独占。さらに同率4位で「兵庫県」「鹿児島県」(56.3%)と続き、九州は夢多き“ドリームアイランド”と言えそうです



どんな夢を持っているのかを聞くと、宮崎県と長崎県は「一戸建てに住みたい」、熊本県と兵庫県は「好きな趣味に打ち込みたい」、鹿児島県は「家族が幸せになること」が夢の第1位に。また、夢持ち率上位5県はいずれも「健康な生活を送りたい」が第2位にランクインしました。


地域性が顕著に


さらに『日本ドリーム白書2018』では、夢の内容ごとに都道府県をランキングし、特徴的な地域性を日本地図に当てはめた“日本の夢MAP”を作成。



特筆すべきは、「一戸建てに住みたい」と答えた都道府県トップ10のうち、東北6県がすべてランクインしていること。県民性研究の第一人者である矢野新一氏は、「真面目な東北人にとって一戸建てを建てることが家族への責任であり一人前という風潮も」と分析。実際に2013年の持ち家比率を見てみると、秋田県が全国2位(78.1%)、山形県が全国3位(76.7%)と、全国平均(61.7%)を大きく上回っています(出典:政府統計『統計で見る都道府県のすがた2018住居』)。


他にも、「独立・会社経営をしたい」と答えた人が最も多かった山梨県は、社長輩出率が全国2位であるという興味深いデータも(出典:帝国データバンク『全国社長分析2017年』)。


月並みな表現ですが、夢を持つことの大切さが読み取れるような気がしますね。


これが日本人の夢トップ3だ!


最後に、「夢を持っている」と答えた7323人の自由回答から分かった、日本人の夢ランキングトップ3を紹介。1位「健康な生活を送りたい」、2位「好きな趣味に打ち込みたい」、3位「一戸建てに住みたい」という結果になりました


意外と堅実な夢が並んだかと思いきや、「好きな趣味」の詳細を見てみると、「考古学の発掘調査に参加して歴史を探りたい(熊本県/30代男性)」、「オーストラリアでフカセ釣り、南国でバラクーダ釣り、ヒマラヤに再チャレンジ。世界を旅して回りたい(広島県/女性40代)」、「定年後バードウオッチングを始めた。これが想像以上に楽しい。200種類の野鳥と出会うことが夢(神奈川県/男性60代)」と、年代を問わず壮大な夢を抱えている人が多くいることが分かります。


なお、「今の暮らしに満足しているか」という質問では、持っていない人(53.0%)と比べ、夢を持っている人(68.5%)の方が満足している割合が15.5%も高くなっています。夢を持つことがポジティブな効果を生み出すのかもしれませんね。みなさんはどんな夢を持っていますか?


<調査概要>

調査対象:20歳以上の男女1万4100人

調査エリア:全国

調査期間:2018年2月9日(金)~2月14日(水)

調査手法:インターネット調査


『ドリームジャンボ宝くじ』公式サイト:

http://www.takarakuji-official.jp/


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 日本人が抱く“夢”トップ3を調査! 九州は“夢”を持つ人が多いドリームアイランド?