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映画の宣伝文句でよく聞く「全米No.1ヒット」。「初日の興収」「週末の興収」「ティーンの動員数」など、その切り口によって様々な「No.1」を生み出す“からくり”があったりするのですが、ハリウッド映画界において問答無用のNo.1だと断言できるのが、巨匠スティーブン・スピルバーグ。
『E.T.』『インディ・ジョーンズ』『ジュラシック・パーク』などを手がけた彼は、米国で公開された映画の歴代監督において、トータル興行成績が史上最も高い監督なのです。
監督作の総額は45億3180万9525ドル(Box Office Mojo 3/5時点調べ)。なんと日本円にして約4780億円。2位のマイケル・ベイ監督(『トランスフォーマー』シリーズなど)が記録する23億2650万9503ドルと比べ、約2倍もの差をつけてぶっちぎりの1位を独走しています。
ちみにスピルバーグはプロデューサーとしても活躍しており、こちらの記録はマーベルシリーズを手がけるケビン・ファイギに次いで2位。75億4810万3966ドル、日本円にして約7962億円を稼ぎ出し、監督とプロデュース作品を合わせるとなんと1兆円を超える空前絶後のヒットメーカーなのです。
その知名度もさることながら、この圧倒的な数字を見せつけられると、彼こそがNo.1だと認めざるを得ないでしょう。
そんなスピルバーグが、監督最新作『レディ・プレイヤー1』で初めてVR(バーチャル・リアリティ)の世界に挑戦。劇中で描かれるVR世界“オアシス”では、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや『AKIRA』に登場する金田のバイク、そして『ストリートファイターⅡ』のキャラやキティちゃんに至るまで、日米の超有名アイコンたちが共演することでも話題に。
米テキサス州オースティンにて先日開催されたサウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)ではサプライズのファンスクリーニングが実施され、早くも熱狂の声が漏れ伝わってきております。
ハリウッドNo.1監督の輝かしい経歴に新たな1ページを刻む『レディ・プレイヤー1』は、4月20日(金)全国ロードショー。
映画『レディ・プレイヤー1』公式サイト:
http://wwws.warnerbros.co.jp/readyplayerone/
※トップ画像はSXSWに登場したスピルバーグ監督
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