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▲TBS 日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ』公式HPより
毎日2400人からテレビの視聴調査を行っているテレビウォッチャーの満足度(5段階)を元に、2018年冬、民放プライム帯ドラマ11作品の途中経過を発表する。(2月5日集計)
1位「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」平均満足度3.99
2位「アンナチュラル」平均満足度3.95
3位「隣の家族は青く見える」平均満足度3.69
平均満足度を見ると、1位「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」と2位「アンナチュラル」の順位は初回満足度ランキングと変動せず、3位の「隣の家族は青く見える」は7位からのジャンプアップとなった。
松本潤主演「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」と石原さとみ主演「アンナチュラル」は安定の高満足度をキープしており、平均満足度4.00超も狙える位置につけている。
2月5日集計の最新満足度によると、「アンナチュラル」の第4話は満足度4.02を記録しており、上昇率でいえば「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」を上回っている。この勢いのまま「アンナチュラル」が平均満足度でも1位に躍り出るのか、「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」が1位をキープすることが出来るのか。2018年冬ドラマ満足度はこの2強のトップ争いに注目が集まりそうだ。
初回満足度と、2月5日集計分までの平均満足度を比較し、その上昇数をランキングにした。
1位「トドメの接吻」初回満足度3.09→平均満足度3.49 上昇数0.40
2位「anone」初回満足度3.16→平均満足度3.47 上昇数0.31
3位「海月姫」初回満足度3.02→平均満足度3.32 上昇数0.30
初回満足度から最も大きな伸び幅を見せたのは、山﨑賢人主演「トドメの接吻」であった。「トドメの接吻」は、キスをすると7日前にタイムリープするという体質を持った女性、宰子(門脇麦)とその力を利用して玉の輿に乗ろうと企むゲスなホスト、旺太郎(山﨑賢人)の物語である。
序盤は山﨑賢人の演技を不安視する意見が多く、満足度は低くなったものの、回を重ねるごとに厚みを帯びていくストーリーと、それに合わせて成長していく山﨑賢人に対して、満足度も上昇している。
2018年冬ドラマは若手主演ドラマが多かったものの苦戦している作品が多い。そんななか、「トドメの接吻」が最も大きな伸びしろを見せており、今後の展開にも注目だ。
テレビウォッチャーでは高満足度の基準を3.70と定めており、2018年冬ドラマでは現在のところ平均満足度で高満足度を記録しているのは「99.9-刑事専門弁護士-」と「アンナチュラル」の2作品だけとなっている。
全体的に低い満足度となり苦戦を強いられている冬ドラマであるが、「トドメの接吻」「anone」などが最新話では高満足度を連発し、右肩上がりの伸び率を見せている。
冬ドラマも残り2か月。どこまで満足度を盛り返すことが出来るのか、注目していきたい。
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(執筆者: テレビウォッチャー) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか