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2月5日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)にて、「道頓堀川で第二次世界大戦の不発弾を探索した結果、カーネル・サンダース像を引き上げっちゃった人。」が紹介され、そのエピソードに反響が集まっています。
1985年10月、阪神タイガースが21年ぶりとなるリーグ優勝を達成。大阪の街は大興奮の阪神ファンで溢れかえります。優勝の立役者となったランディ・バースに似ていたという理由から、興奮状態の阪神ファンはカーネル・サンダース像を胴上げし、道頓堀川へ投げ入れてしまいます。カーネル像はすぐに探索されたものの、そのまま行方不明に。この騒動の翌年から阪神タイガースの戦績は低迷し、原因は川底に沈められたカーネル・サンダースの呪いではないかと一部のファンの間で都市伝説になっていました。
時が経って2009年、不発弾が埋まっている可能性があった道頓堀川は改修工事を行っていました。番組に出演したのは、その現場監督をしていた十川さん。探知機が反応した物体をクレーンで引き上げてみると、なんとカーネル像の上半身が見つかったのです。対応に困った十川さんが大阪市に連絡すると、取材が殺到しそうだから隠してほしいと依頼を受けます。しかし、すでに情報をかぎつけた取材陣が押し寄せ、カーネル像の発見が大々的に取り上げられることになりました。翌日には取材陣に囲まれる中でカーネル像の下半身も発見。会社には当時のKFCの社長が来訪し、3人しかいない事務所にフライドチキン30ピースを差し入れたそうです。
思いがけない激レア体験にネット上では、「呪いを解いた人」「ケンチキいい会社」「隠す意味ないやろ」といった様々な反応が集まっていました。