映画雑誌『映画芸術』にて「2017年日本映画ベストテン&ワーストテン」が発表された。昨年のベストテンではアニメーション映画『この世界の片隅に』が1位となった同ランキングだが、今回の選出からアニメーション作品は対象外とされたことが話題となっている。


同誌にて、アニメを選考の対象外にした理由を映画監督・評論家の稲川方人氏は次のように明かした。


単純に、映画はカメラの前で人間が演じるものだと思っているからです。デジタルのアニメはカメラがないわけです。


これが火種となりネット上では「この選出方法は納得いかなすぎる」「アニメーションも映画だろ!」「映像ってなんだと考えればアニメを蔑視することはできないはず」「アニメ映画の躍進に対する焦りみたいに感じるなぁ~」などの反応が続出。


一方で、「否定する必要はないですが、カテゴリとして分けるべきとは思う派です」「『アニメは映画じゃない派』の人もいるし、『初音ミクは歌じゃない派』の人もいるし、それはそれでいいんじゃないのという気はする」といった意見も寄せられていた。


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「映画はカメラの前で人間が演じるもの」!? ベスト&ワーストから“アニメ”を除外した映画ランキングに「納得いかない」と反応集まる