アメリカを愛するあまり、神の啓示を受けて単身パキスタンに潜入、本気でビンラディンを捕獲しようとした実在のキテレツオヤジ、ゲイリー・フォークナー。そんな彼の無謀な旅を、誰が望んだかまさかの映画化。『ボラット』を手掛けたラリー・チャールズが監督を務め、ゲイリー・フォークナーをニコラス・ケイジが演じるというんだからかなりのぶっ飛び具合。タイトルは『オレの獲物はビンラディン』。ツッコミどころが多すぎてめまいがしそうな今作、12月16日よりいよいよ日本公開であります。


哀愁漂う困り顔を封印し、ニヤケ笑いと妙なハイトーンボイスでゲイリー・フォークナーになりきったニコラス・ケイジの怪演がとにかく見もののこちらの作品。最高すぎる予告編もぜひご覧ください。


そんなゲイリーのパキスタン珍道中を写真でちらりとご紹介。



周囲の反対を押しのけ出発したゲイリー。ホームセンターで買ってきたパラグライダーでパキスタンに乗り込もうとしますが墜落し、失敗。


ゲイリー「あれ……ここはパキスタン……?」


地元の人「違いますね



空港で滞在理由を聞かれるも奇跡的にパスし、なんとかパキスタン潜入成功。最近子持ちの彼女ができたから、彼女の娘にお土産を買わないとね。


ゲイリー「エキゾチックでセンスのいい服を見繕ってくれ」


おみやげ買ってる場合か?



パキスタン滞在も長くなってきた。移動のアシにロバを入手。妙な旅に巻き込まれたロバもなんだか神妙な面持ち。



大喧騒の広場で怪しい人物発見か?


ゲイリー「貴様、怪しいな!」


パキスタンで日本刀さげてるアンタのほうが怪しいよ!



遂にビンラディンのアジト近くまで到達! 近くの住人に道を聞きます。


ゲイリー「すみません、ビンラディン探してるんですけど……」


地元の人「あっちじゃねえかな」




旅の道中、ちょいちょい様子を見に来ては激励してくれる神様。


もちろんゲイリーにしか見えてません。


ちなみに本物のゲイリー・フォークナーは2010年5月30日に7度目となるパキスタン出陣後、同年6月14日に、パキスタン北西部の都市チトラルの奥深い森で当局により逮捕。約15キロ先にある国境を越えてタリバンとアルカイダの活動地域として知られるアフガニスタン・ヌリスタン州に渡ろうとしているところだったそう。その時、ゲイリーは刃渡り1メートルの日本刀、拳銃、手錠、暗視ゴーグル、キリスト教文学などを所持していたそうで……。本物もぶっ飛んでるわ。


ゲイリーを演じたニコラスの動画コメントも到着しております。素の表情は渋くてカッコイイ。


この題材、この内容にして、本編は爆笑しつつも心温まる展開になっているのも大事な見どころ。だってゲイリー、なんだか悪い奴じゃないんですもん。優しい彼女もでき、あたたかく地元民に迎えられ、果たしてビンラディン捕獲作戦はどんな結末を迎えるのか……? それは是非とも劇場で!


また、初日来場者限定で、ゲイリーの姿がなんだか神々しい国際版ビジュアルのチラシを先着プレゼント。何かのお守り代わりに、こちらも是非手に入れて。



12/16(土)初日プレゼント(先着順/数量限定)

実施劇場:シネマート新宿、シネマート心斎橋


映画公式サイト:http://www.transformer.co.jp/m/finding-binladen/


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 おや ニコラス・ケイジの様子がおかしい…… 日本刀片手にいざパキスタン! 映画『オレの獲物はビンラディン』珍道中写真