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11月23日(木・祝)より公開を迎えた映画『ジャスティス・リーグ』。みんな大好きバットマンやワンダーウーマンが最強チームを結成し、地球破滅の危機に立ち向かう超大作です。
実は今作のバットマンがかなりのナイスキャラに仕上がっているのですが、やはり見れば見るほど似てますよね、アイアンマンと。姿ではなく、性格とかチームでの立ち位置とかの話です。アメコミ界の二大巨頭DCとマーベルが誇るそれぞれの大富豪キャラについて、激似ポイントを比べてみました。
本作でバットマンを演じたベン・アフレックは、「今回のバットマンが興味深いのは、彼が究極の一匹狼である一方で、ジャスティス・リーグのまとめ役でもあるという所だ。やっぱり難しくて最初は上手くいかないんだ」と話しています。今回のバットマンは、チームのリーダーという新しい一面が見られるわけです。
一方のアイアンマンも、マーベルヒーローが集結するアベンジャーズのリーダー的存在。どちらも、時にスーパーマンやキャプテン・アメリカと対立しちゃうあたりも似ているかもしれません。
アフレックは、「今までのバットマンはどこか暗く、ダークなトーンだったが、今回のバットマンは皮肉たっぷりなユーモアがあるんだ。大声で笑うようなユーモアではなく、彼特有のダークなユーモアがね」と、今作のバットマンについて説明しています。確かにクリストファー・ノーラン版のバットマンは、幼い頃に体験したトラウマに囚われ、その闇を引きずりながら孤独に戦うヒーローという印象でした。しかし、今作では仲間と軽口を叩き合うような場面も。
アイアンマンの少し軽薄な感じとは違うかもしれませんが、ウィットに富んだジョークを巧みに操るのも人気者の条件なのでしょうか。
バットマンはウェイン・エンタープライズ、アイアンマンはスターク・インダストリーという巨大企業を経営しており、ヒーローとして活躍する傍ら、親の代から続く会社の社長業にも勤しんでいます(アイアンマンは社長職を譲渡していますが)。クセのつよい仲間をまとめ上げるリーダーとしての資質も、大企業のトップの座で学んだのかもしれません。
「バットマンの悩みどころは、人間である彼がヒーローチームの中でどんなことができるか、ということ。彼はすごいガジェットを持ってはいるが、所詮は人間だからね」と語るのは、ザック・スナイダー監督。バットマンとアイアンマンは、宇宙人でもなければ、特殊なクモにも噛まれていない、ごく普通の人間。肉体的には、鍛えられた人間と同じ能力しか持っていないのです。
ただ一般人と違うのは、超がつくほどたくさんの“お金”と、経営する会社が培ってきた“技術力”を持っていること。二人とも特殊なスーツに身を包み、ハイテク技術を応用したガジェットを駆使して敵と戦います。それで神とか宇宙人とかと対峙しちゃうんだから、やっぱ凄いよ、二人とも!
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