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バンド生活28年、20枚目のスタジオアルバム『異次元からの咆哮』を引っさげた全国ツアーが超盛り上がりの人間椅子。人間椅子といえば、和とロックと怪奇のテイストが融合した独特のアートワークが毎回話題ですが、今回のツアーTシャツはこちら!
昨年秋の全国ツアー「地獄の季節」に引き続き、ホラー・カルト映画や往年の名作映画、プロレスからアニメまで、様々なジャンルを自らのブランドカラーに染め上げるアパレルブランド「ハードコアチョコレート」(通称:コアチョコ)がデザインしているのです。
▲コアチョコ限定ピンク
人間椅子×コアチョコ、世紀のサブカルコラボ第2弾を記念して、今回も人間椅子・ナカジマノブさん&コアチョコ代表・MUNEさんにお話を聞いてきました! Tシャツデザインのこだわりから、酒呑み2人の“超簡単おつまみ”の紹介もあるよ。
――今回も素晴らしいTシャツですが、デザインのポイントを教えてください!
MUNE:アルバム『異次元からの咆哮』を聴いたイメージをそのままデザインさせてもらいました。風神と、月と、もののけと……。言ってみればそのまま曲の要素を配置してるって思われるかもしれないですけど(笑)、人間椅子は世界観が毎回すごくしっかりしているので、デザインのイメージが即、沸くんですよね。世界観がちゃんとしていなくて、何となく「デザインお願いします」だとうーんって結構辛かったり。
ナカジマノブ:そう言ってもらえると嬉しいですね! 前回MUNEさんに作っていただいたTシャツが本当に好評で。ファンの皆さんにももちろん、何よりも僕たちメンバーがめちゃくちゃ気に入ってるので。基本的に「人間椅子」は漢字の決まっているロゴがあるんですけど、MUNEさんがデザインしてくれたのはローマ字なんですよね。それがすごく新鮮で、カッコ良くて今回もそれは活かしてもらって。
MUNE:せっかくコラボさせてもらっているので、コアチョコの要素も入れさせてもらいたい、と思ってデザインしましたが、受け入れてもらってありがたいです! もともとコアチョコを知らなかった人間椅子ファンの皆さんがショップに買いに来てくれて、これぞコラボの醍醐味ですよね。
ナカジマノブ:今回も人間椅子限定とコアチョコ限定の2色作ってもらったんだよね。人間椅子がイエロー、コアチョコがピンク。俺はどっちのカラーも好きだけど、和嶋くんと研ちゃんが、オレンジとかグリーンとか健康的な色が結構好きなんだよ(笑)。
――ビタミンカラーがお好きってちょっと意外ですね!
ナカジマノブ:そうなんだよ(笑)。
MUNE:人間椅子の個性っていうか異質感の面白さ、みたいなものを表現したい時にカラーってすごい大切ですね。赤黒もすごいカッコイイんだけど、ぱっと見た時のインパクトっていうとこのカラーリングがいいなって。
ナカジマノブ:うんうん、最近ライブとかイベントでもコアチョコグッズ身につけている人も多くて、すげー広がってるなあって思います! そういえばこないだ和嶋君が大阪のコアチョコに行って大感激してたね。藤子不二雄A先生の服を大量に買ってた。あと『ムー』。最近ムーTシャツばっかり着てるから(笑)、ファンの皆さんも結構見てくれてると思うけど「ノブくん、これすごくいいんだよ」(和嶋さんのモノマネしつつ。激似です)って。
MUNE:そうそう、結構買っていただいたみたいで。ありがたいっす!
▲和嶋さんが普段から愛用しまくっている『ムー』Tシャツ!
――コアチョコってTシャツ以外にもコートとか帽子とか手袋とかアパレルアイテムを色々出してるんですけど、ノブさんだったらどんなアイテムが欲しいですか?
ナカジマノブ:そうだな〜。帽子はライブではかぶらないし、鯉口なんてどうですか!! (編集部注:鯉口とはノブさんがいつもライブの時に着ている服)
MUNE:鯉口!考えたことなかったですね(笑)。お祭りの時に着ていけそうな。
ナカジマノブ:あ、あと手ぬぐいね。俺が着ている鯉口は手ぬぐいから仕立ててもらったものなんで、コアチョコの手ぬぐいを出してもらえれば、それで鯉口が作れる! ぜひ候補の一つにお願いします。
――コアチョコからはタオルは出ていますが、手ぬぐいっていうのも新鮮かもしれませんね。
▲ノブさんと言えば、鯉口!
――それではここからは、お2人が愛してやまないお酒トークを。前回の対談では、一番好きなおつまみとかこういう居酒屋が好きっていうのを聞かせていただきましたが、今回は「家呑みする時に食べる簡単おつまみ」というのを伺いたいと思います。まずはノブさんから。
ナカジマノブ:ハムエッグとチーズを海苔で巻いたやつと炙った明太子。これが最高ですね!
MUNE:ハムエッグは朝食のイメージ強いですけど、つまみなんですね。
ナカジマノブ:そうそう! 俺って、子供の頃あんまり父親と会話ってなくて、相談したりとか、どこかに一緒に出かけたって記憶全然無いんだけど、バンドを始めた頃にポツリと「お前バンドやってるんだってな」って話しかけられて。それで、初めて一緒にビールを飲んだの。その時におふくろが作ってくれたのがハムエッグだった。
▲筆者が焼いた為、目玉焼き若干失敗しました。ノブさんすみません……!
――わあ、ノブさん家の家庭の味なんですね!
ナカジマノブ:そう。俺もそうだけど親父も相当な肉好きで、朝・昼・晩ずっと肉肉肉だった。朝飯に魚なんて出てきたら机ひっくり返しちゃうくらい。ハムエッグってハムがあるだけで嬉しいし、卵は黄身までしっかり焼いて、食べる時に醤油なり塩なりかけて食べるのが好きなんだ。チーズを海苔で巻いたのは、海苔をサッと火であぶって、くるりと巻いただけ。ビールによく合うんだよね。
――間違いない組み合わせですよね。そして、MUNEさんも卵ですね。
MUNE:店(バーバレンタイン)終わって家でなんか食べたいなって時に、時々作るのがこれ。作るってほどの物じゃないんですけど(笑)、卵を耐熱皿に割って、マヨネーズをちゅーっと出して、味の素振りかけて、ポンって音がするまで電子レンジで。もう、ひどい料理ですけどね。でも美味いんですよ。
ナカジマノブ:(一口食べて)ああっ、この思ったとおりの味っていうのがいいんだよね(笑)。
MUNE:そうです、簡単だし、卵美味いし。
――味の素がポイントですよね、多めのほうが美味しいかもしれません。超簡単ですのでぜひ皆さんもお試しください!
――前回もここバーバレンタインで取材させていただきましたが、ノブさんは2時くらいまで飲まれたとか。このお店の魅力はどんなところにありますか?
ナカジマノブ:やっぱり、この足を踏み入れた時から広がる趣味の世界。ポスターにDVDにおもちゃに、気の合う友達の家に来たみたいな感じですっごく落ち着きました。あとはカウンターがメインのお店だから、一人で来るお客さんも多いと思うんだけど、周りのお客さんがすごく暖かくて色々話しかけてくれて。雰囲気が最高ですね。今日もこのあとガッツリ飲みますよ!!!
MUNE:ありがとうございます!! ボンクラ男子達のたまり場ですよね(笑)。映画にもプロレスにも詳しくなくても全然大丈夫ですからね。実際はそういうお客さんも多いです。
ナカジマノブ:そうそう、何ていうか、好きでも知らなくても受け入れてくれるって感じがね。俺はサブカル好きだからMUNE君の話聞いたり、いろんな映像かけてくれるの最高に嬉しいけどね!
―周りにあんまり趣味が近い人がいない、、なんて思っている方も来ると仲間が出来ちゃうかもしれないですね。今日は楽しいお話をどうもありがとうございました!
〜この後、楽しいお酒は夜深くまで続いた〜
人間椅子オフィシャルサイト
http://ningen-isu.com [リンク]
人間椅子xハードコアチョコレート 2017 異次元からの咆哮(コアチョコ限定ピンク)
http://core-choco.shop-pro.jp/?pid=124384901 [リンク]
バーバレンタイン
【営業時間】
月曜定休
20:00~26:00(火曜~土曜)
18:00~24:00(日曜)
【住所】
中野区東中野4-2-1 帆刈ビル3F
JR東中野駅から徒歩44秒(東口北側)
大江戸線東中野駅から徒歩3分
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http://getnews.jp/archives/1549055