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ビジネスマナーの研修では、労務関連などで時代にそぐわないことが教えられていることが多々あるということは、先日のガジェット通信の記事でもお伝えしました。
ビジネスマナー授業の残業に関する模範解答が驚愕の内容! 「社畜養成講座」「労働基準法を知らないのか」
http://getnews.jp/archives/1954544 [リンク]
また、秘密保持という観点から疑問符がつく内容のこともあるようです。ある『Twitter』ユーザーが次のようにツイート。
昔、社会人のマナー研修に呼び出されて
『役職が高い人は忙しいのでエレベーター内でしか話せない場合があります。要点をまとめて話せるようにしましょう。エレベータートークです。』
って言われたので
「エレベーターで社外秘を話せってことですか?」
って返したら研修ストップしたことがある。—show (@surumegohan) 2017年11月4日
昔、社会人のマナー研修に呼び出されて
『役職が高い人は忙しいのでエレベーター内でしか話せない場合があります。要点をまとめて話せるようにしましょう。エレベータートークです。』
って言われたので
「エレベーターで社外秘を話せってことですか?」
って返したら研修ストップしたことがある。
このツイート主によれば、「本当にエレベーターで話したらコンプライアンス違反じゃないですか?」とさらに突っ込んで10分間休憩になり、エレベーターの章は研修から飛ばされたとのこと。4~5年前の話で、その頃の会社のビルのエレベーターには「あなたの言葉聞こえてます!情報の扱いには注意して!」というシールが貼られていたといいます。
このツイートには、「今は多くの会社がエレベーターで会話は控えるように教えられている」「要点をまとめるというところにエレベーターを絡めるからおかしなことになる」「マナー講師やコンサルもピンキリ」といった反応が集まった一方で、「マナーとしては微妙だけどスキルとしては重要」という意見もありました。
シリコンバーレー発祥で、投資家に限られた時間で自分のビジネスについて印象深く説明することを指した「エレベーターピッチ」という言葉がありますが、それを一般企業に当てはめるのも少し違うのでは。いずれにしても、コンプライアンスが厳しく問われる時代に社外の人間がいる場所ではエレベーターで話すことも注意が必要なのは間違いないでしょう。
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/surumegohan/status/926783967948242944 [リンク]