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日本クレジット協会によると、2016年1~12月までのクレジットカード不正使用被害額は140億9千万円。そのうち番号盗用被害が62.4%、偽造カード被害が21.6%を占めています。
誰もが「自分は大丈夫」と思いがちですが、『白鳥ちゃん閲覧禁止っ!!』(バンブーコミックス)が連載中のひらふみさん(@hirafuming)がクレカ詐欺に遭った顛末をマンガにして『Twitter』で報告しています。
てけとーってほどでもない4こまが通過します。私のようなまぬけをこれ以上増やさないようにと思って描きました。(うまく伝わるかわからないけど)金の流れ、最低月一回必ず目視で確認しましょう…! pic.twitter.com/w0Y6jlpovC
—ひらふみちゃん@コミティア「す13b」 (@hirafuming) 2017年10月26日
身に覚えのない買い物が累計で50万円ほどあることに気がついたひらふみさん。クレジットカードの番号が抜かれていたのですが、ネットショップでの買い物額が毎月決済されている額としては「普通」だったからだといいます。また、銀行のATMで残高しか確認していておらず、通帳記入をサボっていたために、発覚が遅れたとのこと。
半年ぶりに通帳記入をして、10万円のクレカ引き落としが2ヶ月続いていたところで「おかしい」と気付き、クレカの詳細を確認してみると……。少しずつナゾの買い物が増えていき、金額が徐々に増えていたといいます。被害者のひらふみさんが気付いていないということを見て、使用額を増やしていったことが見て取れます。
「……まさか自分が」と被害に遭うとは思わなかったというひらふみさん。通帳の金額を「その数字を疑ってごらん」と警鐘を鳴らしています。
ひらふみさんによると、発見が遅かったためにクレジット会社やショップなどに連絡しても被害額は戻らないということに。これには「今明細確認しちゃったよ」という反応や「お仕事忙しい人は記帳中々できないよね」といった同情するツイートが寄せられていました。また、対策として「カードの上限額を下げる」「デビットカードを活用する」といったものが挙げられていました。
「普段うっかりしている方も、しっかり管理されている方も、このマンガをきっかけに一度でも通帳なり明細なりに目を通していただけたなら、描いてよかったと思っています」というひらふみさん。カードを複数持っている人ほど管理が大変な上に、自分ではどうにもならないことで情報が漏れるケースもあるので、各消費者が自衛する必要があるのではないでしょうか。
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/hirafuming/status/923435893360226304 [リンク]