2017年2月より秋葉原を拠点に「オタクの、オタクによる、オタクのための結婚相談所」としてスタート、無料会員数400名で3ヶ月交際率66%、カップルが2.2人に1人となっている『とら婚』。その公式『Twitter』アカウントが次のようにツイートして波紋が広がっています。






①オタク趣味しかない人

②オタク趣味を持つけど他にもいろいろやっている人

③オタク趣味を持つけどなんらかのスペックが高い人


選ばれるのは②か③です

なので是非自分に「付加価値」を持たせてください

それは多ければ多いほどいいです


だから、オタク以外のことにも目を向けて欲しいです


これに対しては「『とら婚』の顧客は“オタク趣味しかない人”では」といった疑問や「誰かのためにオタクやっているのではない」といったリプライがありました。


『とら婚』アカウントは、続けて次のようにツイート。






伝わるかなー、あくまで婚活がベースの話だからね


・オタ趣味は持っていていい、むしろ最高

・ただ現実的にそれ以外の引き出しもあった方が「婚活市場では」成功しやすい

・結婚後も考えて今から準備すべき

・自分にはオタ趣味以外何もないと思う方>掘ればいろんな魅力出るからそこは任せて


このアドバイスについては「もう普通の結婚相談所でいいじゃん」といった声も。また、「(オタク活動以外の)普通のこと考えている人は普通の婚活サイトに登録しているか結婚している」といった意見や、「ツイートからオタクを下に見ている感がある」といった感想も上がっていました。


一連の『とら婚』のアドバイスを見たユーザーの中には次のようなツイートも。






とら婚、Twitter上での言動を見る限り、結局のところ限界オタク同士を究極限界合体して超限界オタクカップルを作る試みではなく、限界まで至ってない程度のオタク同士をなんとか更生してチョイオタ気味の普通のカップルを作ろうというありがちな奴っぽく、失望が大きい


「結婚のために必要なこと」をアドバイスした『とら婚』と、あくまで趣味を突き詰めたいガチなオタクとの意識の乖離を浮き彫りにしたともいえそう。一言で「オタク」と言っても、のめり込み具合が人によって違うので、ライトな層にはサービスがマッチしていますが、「オタク趣味しかない」ネットユーザーの反感を買ってしまった事例となってしまったのではないでしょうか。


とら婚

https://toracon.jp/ [リンク]


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『とら婚』が「オタク以外のことにも目を向けて」とツイートし波紋広がる! 「もう普通の結婚相談所でいい」との声も