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女優の真木よう子さんがクラウドファンディングサービス『CAMPFIRE』でフォトマガジンを作る寄付を募り、2017年12月29日~31日に開催される『コミックマーケット93』にサークルとして応募したことを表明。このことに賛否両論が渦巻いています。
このフォトマガジンは全320ページで、撮影は写真家の鈴木心氏、インタビューアーに吉田豪氏、編集に『Quick Japan』元編集長で現発行人の北尾修一氏が携わる予定。出版社を挟まないため、一般書店での取扱いはせず、『CAMPFIRE』支援者のリターンと『C93』での発売となるとのこと。サークル落選した場合は、直販で購入出来るようにするとしています。
真木さんは『Twitter』で「皆様に笑顔を本当に見せたい。皆様の笑顔を見たい。皆様と、お会いしたい」とこのプロジェクトの意図を説明した上で、次のようにツイート。
本文にも書いてある通り、
ガチでの応募なので、
受かるといいなぁ〜〜(>_<)受かったら冬に皆様と会えるんだから!!!!!
祈ります! pic.twitter.com/RMsmWu91xs—真木よう子 (@makiyokohonnin) 2017年8月25日
本文にも書いてある通り、
ガチでの応募なので、
受かるといいなぁ〜〜(>_<)
受かったら冬に皆様と会えるんだから!!!!!
祈ります!
この真木さんの試みに対しては、「新しいチャレンジで素晴らしい」「俺の金で写真集が出るとか最高」「一緒に作る感じが良い」真木よう子x吉田豪なら絶対面白いものになる」といった好意的な意見があった一方で、ツイートでファンであることが明らかになったこともあり「『おそ松さん』の薄い本出すのかと思ったら違った」という声も。
一方で、「ファンと会う」という目的が「コミケの趣旨と違うのでは?」という意見も。また、クラウドファンディングでお金を集めて作る「本」を頒布するという行為が「営利目的」という印象を持つ人も多数いる模様で、「コミケ以外の個展やイベントを開けばいいのでは?」といった声も上がっていました。
クラウドファンディングでの制作とコミケという掛け合わせが物議を醸しているわけですが、ある『Twitter』ユーザーが次のようにツイート。
前払い制の事前予約や友人知人からの資金援助という形で事前に制作費を得て活動している同人サークルもあるので、真木よう子さんがクラウドファンディングで制作費を募ってコミケ参加を目指していることを批判するのは変だと思う。
—PLAGAREC (@plagarec) 2017年8月25日
前払い制の事前予約や友人知人からの資金援助という形で事前に制作費を得て活動している同人サークルもあるので、真木よう子さんがクラウドファンディングで制作費を募ってコミケ参加を目指していることを批判するのは変だと思う。
また、「お金が集まらずにコミケに当選した場合にどうするのか」といった疑問や、真木さんのファンが「コミケのことを分からず集まるのでは」と心配する声、はたまた「ファンのためでなく“私はコレが表現したいんじゃ!”と尖ったものを見せてくれ」といった制作姿勢に対する意見、さらには「せっかく参加するならコスしてほしい!」といった要望までありました。
賛否両論ある真木さんの挑戦。コミックマーケットの理念と掲げられているのは「同人誌を中心としてすべての表現者を許容し継続することを目的とした表現の可能性を広げる為の“場”である」とされており、真木さんのファンがコミケが「サークル参加者、一般参加者、スタッフ参加者、企業参加者等全ての参加者の相互協力によって運営される”場”」であるということを理解するのであれば、新たな潮流を作る可能性を秘めているのではないでしょうか。
真木よう子、フォトマガジン出版プロジェクト。(CAMPFIRE)
https://camp-fire.jp/projects/view/40020 [リンク]
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/makiyokohonnin/status/901060061803429890 [リンク]