今週公開のホラー系映画をご紹介します。


まずは、毎年夏に東京・キネカ大森で開催される『夏のホラー秘宝まつり』がいよいよスタート。ホラー映画だらけのこの映画祭、今年は3作の新作邦画と、カルトな人気を誇る旧作洋画4本、そして毎年おなじみの特集上映が行われます。スタンプラリーやトークイベント、騒いでOKのパリピ上映もあり盛沢山。


続いて、邦画の新作『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』が公開に。大ブレイクした高橋一生が主演の『ミートボールマシン』を、数々の映画で特殊メイクを手掛けた西村喜廣監督がリメイクしたバイオレンス・スプラッタームービー。主演を名バイプレイヤーの田中要次が務めます。


さらに、洋画からは『WAC ウェルカムアメイジングシネマ2017』と題した特集上映より、『ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター』が公開に。古代の悪霊に憑依された人々が殺人ゾンビと化す中、ドルフ・ラングレン演じるゾンビハンターが立ち上がる! ちなみにダニー・トレホが出演している似た名前の作品に『最強ゾンビ・ハンター』がございますが、別作品ですのでお間違えなく。


今週のラインナップは濃いですね! 8月も残りわずか、悔いのないよう夏をご満喫ください。それでは今週も行ってらっしゃい!


『ホラー秘宝まつり2017』 8月19日スタート



<上映作品>

★新作上映

『血を吸う粘土』『怪談新耳袋Gメン復活編』『「超」怖い話』 


★リバイバル上映

『ハウリング』『ザ・フォッグ』『ジーパーズ・クリーパーズ』『マングラー』


★ハーシェル・ゴードン・ルイス監督 特集

『血の祝祭日』『2000人の狂人』『カラー・ミー・ブラッド・レッド』『血の魔術師』『ゴア・ゴア・ガールズ』『ゴッドファザー・オブ・ゴア』


★バスケットケース 特集

『バスケットケース』『バスケットケース2』『バスケットケース3』


★ヘル・レイザー 特集

『ヘル・レイザー』『ヘルレイザー2』『ヘルレイザー3』


上映館:キネカ大森

この映画祭の記事:ホラーだらけの映画祭『ホラー秘宝まつり2017』が開催 『ハウリング』『ザ・フォッグ』などリバイバル上映

リンク:映画公式サイト


『蠱毒(こどく) ミートボールマシン』 8月19日公開



<ストーリー>

取り立て屋の野田勇次(田中要次)は、優しい性格が災いし社長から役立たずの烙印を押された中年男。彼の唯一の楽しみは、落語のテープを聴くことと、行きつけの古本屋に勤める三田カヲル(百合沙)に会うことだった。

そんなある日、勇次らの街はとつぜん巨大なフラスコに包まれて外の世界と遮断されてしまう。そしてフラスコの中の人々は、謎の寄生生物に操られた戦闘マシン・ネクロボーグになり町中で死闘を繰り広げていった。ネクロボーグにされながらも自らの意志を保った勇次は、行方不明のカヲルを探し街中を駆け抜ける。


果たして勇次はカヲルを救うことができるのか? そしてフラスコは誰が何の目的で作ったのか? やがて驚愕の真実が明らかになってゆく――。


上映館:新宿武蔵野館ほか全国順次

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『ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター』 8月19日公開



<ストーリー>

ミシシッピー州の、とある小さな町で古代の悪霊がよみがえった。次から次へと人間に憑依しながら大量の死と破壊を町にもたらす悪霊。町が生き残る唯一の希望は、ボロボロのロングコートを着た酒飲みの大男、ゾンビ・ハンター(ドルフ・ラングレン)。この大男は数十年前に同じ悪霊と戦ったことがあるのだ。憑依された人間を殺せば次の瞬間、殺した人間が憑依される。ゾンビ・ハンターは冷徹なFBI女性捜査官とともに悪霊に立ち向かう。


上映館:ヒューマントラストシネマ渋谷ほか

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―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 【今週公開のコワイ映画】2017/8/19号:ホラー秘宝まつり2017、『蠱毒 ミートボールマシン』『ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター』