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20世紀中に平均気温が約1℃上昇している日本。とりわけ都市部はヒートアイランド現象もあって約2.9℃上昇して真夏日や熱帯夜の日数も増加傾向にあります。国立環境研究所によると、2100年までに日本の6月~8月の気温は4.2℃上がると予測されています。これに伴い、東京の場合では最高気温が35℃を超えると熱中症患者が急激に増加する傾向が出ているといいます。
そういった現状を、年配の人が認識していないというエピソードをある『Twitter』ユーザーが紹介。約6600件のRTと4800件以上の「いいね」を集めて話題となっています。
「昔はクーラーなんか使わなかったが問題なかった」って言ってる年配の方から話を聞くと、大概は熱中症で倒れた友人や朝起きたら亡くなってた知り合いの話を持ってる。本人も倒れた経歴があったりすることもある。つまり全然「問題なかった」ではない。認識してないだけ。
—ハイイ・ハイデッカーZ@静岡 (@HII_Z) 2017年8月8日
「昔はクーラーなんか使わなかったが問題なかった」って言ってる年配の方から話を聞くと、大概は熱中症で倒れた友人や朝起きたら亡くなってた知り合いの話を持ってる。本人も倒れた経歴があったりすることもある。つまり全然「問題なかった」ではない。認識してないだけ。
これに対しては「昔ならば熱中症も自殺も問題にならなかった」「なぜ昔と比べたがるのか不思議」といった反応があったほか、「“問題にしなかった”ということなのでは?」「本音ではクーラも欲しかったし死にたくなかっただろうから見栄」という声も見られました。
また、別のユーザーからはこんな話も。
知人の保母さんが冷房嫌いの会長相手にクビを覚悟で「冷房を28度以下で付けないと子供が倒れたら大変なことになる」と戦っている最中。 https://t.co/yLX8VHyFr0
—早く自由人になりたい (@nokori21nen) 2017年8月8日
知人の保母さんが冷房嫌いの会長相手にクビを覚悟で「冷房を28度以下で付けないと子供が倒れたら大変なことになる」と戦っている最中。
「かつては謎の病気の病気で片付けられていた」と、熱中症が認識されていなかったという意見もあったほか、「過去には37度の日なんてなかった」「昔だと子どもは突然死ぬものだという認識だった」という声や、「一昔前今の猛暑は違う」という意見があり、暑さが比較にならないという反応も多く見られました。
環境省が「クールビズ」を推進していますが、暑さが28℃を超えた際は素直にエアコンをつけ、水分を十分に摂ることが大切。気候が変化しているということを年配の人に認識してもらうことも大事なのではないでしょうか。
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/HII_Z/status/894744718067679232 [リンク]