両国国技館の最寄り駅として知られるJR両国駅には、「幻のホーム」と呼ばれる“3番ホーム”が存在することをご存知でしょうか。29年前に定期旅客列車の発着がなくなって以来、普段は閉鎖されて使用されることがないホームなのですが、こちらに味の素冷凍食品の冷凍ギョーザ発売開始45周年を記念した店舗『ギョーザステーション』が7月28日までの期間限定でオープンすることになりました。





3番ホームにはテーブルと提灯が並べられ、まるで昭和時代の屋台のようにレトロな雰囲気に包まれています。こちらでビールを飲みながら、自らの手でギョーザを焼いて楽しむことができるというわけですね。ちなみに3番ホームでこのようなイベントが開催されるのは初めてのことなのだとか……!


こんなの絶対行くに決まってるでしょ!



はい。というわけで血液の半分はビールでできているノジーマです。こんな神イベント開催の一報を受けて参加しないわけにはいきません。7月13日に開催されたオープニング前日のレセプションに参加させていただいたので、その様子をレポートさせていただきますね!




階段を上って3番ホームに足を踏み入れるとそこはもう異空間。ノスタルジックな雰囲気が最高です。向かいの1番・2番ホームではもちろん通常通りJR総武線が運行しているのですが、期間中はギョーザのいいにおいがどんどん流れてくるんだろうなあ……。



ちなみに3番ホームには味の素冷凍食品のギョーザ発売45周年を記念して作られたキャラクター“ギョーザフェアリー”の銅像まで用意されていました。すごい気合の入りよう! 今までにもいろいろなイベントに参加させていただきましたが、やっぱり主催者側の気合が伝わってくるイベントにハズレはありません。この時点ですでに期待度は最高潮に到達です。


誰でも簡単に羽根つきのギョーザが焼けるらしい



それでは早速ギョーザを焼き始めることにしましょう。今回焼くのはもちろん味の素冷凍食品の冷凍ギョーザ。実はこのギョーザ、水も油も使わず簡単にウマそうな羽根つきで焼き上げることができるってご存知でしたか? ギョーザの皮に水と油が含まれているので、フライパンに並べてフタをして5分間焼くだけで誰でも完璧に焼き上げることができるのです。



ギョーザが焼き上がるまでビールを飲んで待ったり、卓上の調味料をいろいろ混ぜ合わせてみたりするといい感じです。




えっ、飲むのはギョーザが焼き上がるまで待たないのかって? もちろん待ちませんよ。だってそこにビールがあるのですから。ちなみに冷凍ギョーザ1袋(12個)とドリンク1杯、さらにノベルティ(オリジナルタオル+うちわ)もセットになった『スターターキット』は450円! これは安い!



そして5分が経過し、水分が適度に飛んだタイミングでフライパンに皿をかぶせ、豪快にひっくり返して盛り付けます! エイヤッ!



うおおおおおおおっ!! 完璧すぎるほど完璧に焼けたーーー!!!!



あまりに見事な焼き上がりにスタッフや周りの参加者から盛大な拍手が送られ、ついつい椅子の上に立って歓声に応えてしまう僕。これは気持ちいい! 超気持ちいいぞ!!



あとはお好みのタレにつけてギョーザをいただくだけ。



ハァァァァッ……しあわせ……。全体がパリッと焼き上がっているので食感も良く、ビールとの相性も最強。自分で焼いたというのもまた格別ですし、非日常感のあふれるロケーションも最高。あぁ、なんて幸せな空間なんだろう……。


調味料をいろいろ混ぜるのも楽しいぞ!



ギョーザのタレといえば醤油+酢+ラー油で調合するのがオーソドックスなスタイルですが、『ギョーザステーション』では卓上に大量の調味料が用意されています。これには「さすが味の素!」と思いながらも、「でもギョーザってこんなに調味料を使わないよな……」とも思ってしまったのが正直なところでした。


ところが、スタッフの皆さんが教えてくれたオススメのタレをいろいろ試してみると、それがビックリするほどウマいのなんの! ギョーザの新しい世界を知ってしまいました。



まずご紹介するのは「醤油+ラー油+マヨネーズ」の組み合わせ。普通のギョーザがチーズ入りギョーザのように濃厚でまろやかな味へと変化します。



個人的に大ヒットだったのは「中国黒酢(鎮江香醋)+しょうが」の組み合わせ。小籠包を食べているような味わいになって、中華料理感が大幅にアップします。これはウマかった!



あとは「醤油+味の素」「酢+味の素」も優秀でした。『味の素』によってギョーザの旨味がさらに引き出される感じになります。他にもからしや柚子胡椒もウマかったですし、ひとつずつ違うタレで食べたりしてみても良いかもしれませんね。


慣れてきたらギョーザの“焼き型”にもチャレンジ!



冷凍ギョーザ1袋+ドリンク+ノベルティの『スターターキット』は450円ですが、おかわりのギョーザも1パック300円とお得なので、何度もおかわりをすることになる方はきっと多いはず。もし何度も焼いて慣れてきたら斬新な“焼き型”にも挑戦されてみてはいかがでしょうか。



味の素冷凍食品のホームページでは現在『ギョーザ焼き型道場』なる特設ページを開設中。斬新な盛り付け方の提案をしています。例えば……。



親指を立てた手をイメージして盛り付ければ“いいね型”。これはお見事ですな!


おもしろい“焼き型”を考えて実際に焼いてから撮影し、『Instagram』または『Twitter』にハッシュタグ「#ギョーザ道場」を付けて投稿すると、表彰作品は冷凍ギョーザのパッケージに採用される可能性もあるのだとか。こちらの詳細は特設サイトでご確認ください!


ギョーザ焼き型道場

https://www.ffa.ajinomoto.com/gyoza/dojo/


ちなみに僕は簡単に羽根つきで焼けることが気持ち良すぎて、円盤型のギョーザ作りに夢中になって変な焼き型を考えるのをすっかり忘れてました。でもその甲斐あって……。




円盤型のギョーザを完璧に極めましたよ! もうこれからは我が家に友達が遊びに来たら強制的に円盤ギョーザですね。ああ美しい……。


鉄道好きにはたまらない! 3番ホームに列車がやってきた!



もはや取材ということをすっかり忘れ、『ギョーザステーション』で気持ち良くビールを飲み続けていると、鉄道ファンにはたまらないサプライズが起こりました。なんと3番ホームに臨時列車が到着したのです。




幻のホームと呼ばれているJR両国駅の3番ホームに足を踏み入れ、ギョーザとビールを堪能しながら間近で臨時列車の到着に立ち会う。こんな素敵なことってあるでしょうか。僕は別に鉄道ファンではないですが、興奮して写真を撮影して喜んでいる人の様子を見たりすると「なんかいいなぁ……」と思えるものです。


どうやら期間中も19時10分頃に臨時列車の到着があるようなので、鉄道ファンはタイミングを合わせて行ってみると良いかもしれません。


開催期間は7月28日まで! ぜひふらりと立ち寄ろう



僕はこの後もしばらく『ギョーザステーション』に滞在していたはずなのですが、すみません。あとは覚えていません。仕事ということを忘れ、記憶も失うほどに楽しい空間だったということでご理解いただければと思います。


味の素冷凍食品では『ギョーザステーション』両国駅3番ホーム店のほかにも、冷凍ギョーザ発売45周年を記念したイベントを全国で順次展開予定とのことでしたが、JR両国駅で開催されるのは7月28日(金)まで。開催期間は短いですが、駅構内で開催されているので立ち寄りやすいのも魅力的ですし、ぜひふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。僕もまた行っちゃうかもなー、これは!


ギョーザステーション 両国駅3番ホーム店

開催期間 / 7月28日(金)まで

営業時間 / 平日 17:00~23:00, 土日祝日 11:00~23:00

※ラストオーダーは22:15

席数 / 80席(予約不可)


スターターキット(冷凍ギョーザ1袋+ドリンク1杯+ノベルティ) 450円

冷凍ギョーザ1袋(12個入り) 300円

瓶ビール 350円

チューハイ 250円

ノンアルコールビール 250円

ソフトドリンク 150円


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 JR両国駅“幻のホーム”で餃子とビールにまみれる『ギョーザステーション』に行ってきた! 今だけしか体験できない最強ビアガーデン