7月9日、民進党の今井雅人衆議院議員(@imai_masato)が『Twitter』にて


都議選の大敗を受けて、何をすべきか。課題は沢山あるが、まずは、蓮舫代表の二重国籍問題を解決することだ。この問題をうやむやにしてきたから、うちの党はピリッとしないのである。今でも多くの人から、あれはどうなんだと聞かれる。


だが、正直僕自身も蓮舫代表の二重国籍に関して真実がまったく分からないので説明のしようがない。仲間である我々ですら分からないのだから、一般の人は尚更だ。遅きに失した感があるのは勿論だがやらないよりはよっぽどまし。自ら戸籍も見せて、ハッキリ説明することから始めなければいけないと思う。


等ツイートし話題となった。


参考記事:民進党・今井雅人衆議院議員 都議選大敗で「まずは、蓮舫代表の二重国籍問題を解決することだ」

http://getnews.jp/archives/1823117[リンク]


同日、同じく民進党の原口一博衆議院議員(@kharaguchi)は、上記今井議員のツイートを引用し





先の代表選挙直前にこの問題について疑義が複数の議員から出されました。当時、常任幹事会議長であった私は選挙管理委員長の本選挙が有効とする見解を是とするも選挙後に詳らかにするようにと言う条件付で決着をさせたと理解しています。どの国に生まれたかは本人にどうしようもないこと。しかし公人。


とツイートする。

波紋が広がる中、蓮舫代表は11日に民進党幹部に「戸籍を示し、近々説明する」と述べたと報じられる。

これに対し、『Twitter』上には「差別につながるので反対」という声が噴出した。

有田芳生参議院議員(@aritayoshifu)は





蓮舫代表に戸籍を公開せよとツイッターで書いた民進党の国会議員は誰だ。黙せずに「うん」とか「すん」とか言えよ。安倍政権が窮地にある局面で、「敵」に塩を送っていることがわからないんだろうか。


とツイートし


戸籍公開をツイッターで求めたのだから、この空間で、よかったなら「よし」と見解を示すのが社会的責任でしょう。ここで黙するのは卑怯ですよ。


と続ける。また、





蓮舫代表に戸籍公表を求めることは、社会的・歴史的「いじめ」であり間違っている。第一に多様性ある社会を求める流れに対する攻撃であり、安倍政権になって著しい排外主義に屈することになる。第二に戸籍問題は長年にわたる被差別部落問題などの闘いへの逆行だ。日本人である代表に全く問題はない。


ともツイートした。


また、法政大学の山口二郎教授(@260yamaguchi)は、蓮舫代表が戸籍を示すと述べたという時事ドットコムの記事のURLを貼って





民進党は基本的人権の観念を理解しない政党なのか。日本の法律に則って選挙に立候補し、国会議員になっているという説明で十分ではないか。


とツイート。





蓮舫が今、「真正な日本人たれ」という同調圧力に屈したら、それは選挙の敗北なんかよりはるかに大きな害悪を後世の日本に残すことになる。公職に就く人が自分の戸籍謄本を公開して自分は神聖な日本人だと言わさ得るような社会を想像してみよう。それは悪夢だ。


と続けた。

一方で、原口議員は山口教授のツイートを引用し





それは違いますよ。同志を守りながら法律の解釈をここでいう気はありませんが差別への同調圧力に屈したなどと言う話では全くありません。どうすれば国会議員としてコンプライアンスを果たし説明責任を全うするかを決断したのです。いわれなき不当な圧力に屈する蓮舫さんではありません。


とツイートするなど、民進党の中でも蓮舫代表が戸籍を示すことに対し意見はわかれているようである。


※画像は『Twitter』より


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 民進党内でも波紋? 「蓮舫代表が『戸籍を示し近々説明する』と述べた」と報じられる