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ドローンメーカーのDJIは、コンパクトサイズのカメラドローン『DJI Spark』を6月中旬から出荷開始しました。
『Spark』の最大の特徴は、コントローラーやスマートフォンを使わなくても、ジェスチャー操作で操縦できること。手のひらに載せた本体のカメラがユーザーを認識すると離陸し、自動でジェスチャー操作可能な“ParmControl”モードに入ります。あとは手をかざして移動させたり、高度を変えたり、手でフレームを作ってセルフィー撮影ができます。百聞は一見にしかず、動画でその動きをご覧ください。
手の動きでジェスチャー操作できるコンパクトドローン『DJI SPARK』(YouTube)
https://youtu.be/_6SG9Nxqe1g
143×143×55mmのコンパクトサイズで、重量は300g。改正航空法により、国土交通省へ飛行許可・承認申請が必要な重量ですが、『Spark』は機体申請に必要な書類を一部省略可能になっているとのこと。1200万画素の静止画撮影、1080pの動画撮影に対応。2軸の機械式ジンバルを搭載し、ブレのないスムーズな動画撮影が可能です。
スマートフォンアプリから操作すると、4種類のプリセットの撮影方法が設定できる“QuickShot”機能が利用可能。カメラを下向きにして機体が上昇しながら撮影する“Rocketモード”、斜め後ろ方向に上昇しながら撮影する“Dronieモード”、被写体の周りを回りながら撮影する“Circleモード”、上昇しながら被写体の周囲を旋回して撮影する“Helixモード”を選択できます。
最大飛行時間は16分。別売りのコントローラーを利用すると最長2kmの距離まで離れて操縦ができます。
本体カラーはアルペンホワイト、スカイブルー、メドウグリーン、ラヴァレッド、サンライズイエローの5色をラインアップ。追加のプロペラ1組、充電用USBケーブルを含む本体は6万5800円(税込み)、コントローラー、追加のプロペラ2組、プロペラガード、追加バッテリー1個、充電ハブ、ショルダーバッグと必要なすべてのケーブルがセットになった『Spark Fly Moreコンボ』は9万1800円(税込み)で販売します。