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【ストーリー】
王の息子でありながら、両親を殺され、スラムで貧しく生きることを強いられた若きアーサー。しかし、彼は次第に強靭な肉体と生き抜く知恵を身に付け、運命に導かれるように、無双の力を持つ“聖剣エクカリバー”を手に入れる。王国に君臨する、両親の敵・暴君ヴォーティガンを倒し王になるため、アーサーは仲間と共に立ち上がる。
今回ガジェット通信では、ガイ・リッチー監督、主演のチャーリー・ハナムのインタビューを入手! 作品について色々と質問をぶつけてみました。
Q:ガイ・リッチー監督がこの様なソードアクションを撮ることを意外に思ったファンも多いと思います。本作にも監督らしいスタイリッシュさを期待して良いですか? それとも良い意味で違うのでしょうか?
ガイ・リッチー:このようなジャンルを扱い、楽しむためにはどうしたら良いのだろうというのが、僕にとってのチャレンジだった。この物語をトーン的にいかにシリアスに描いていくかということについてかなり悩んだよ。これは終わりのないチャレンジだったね。僕のセンスはというと、それをどんどんシリアスなものとしていき、そうやって物語をシリアスに扱っていく中でユーモアが出てきたなら、それはそれでよしとするというものだった。自然とうまくいくものだとね。コメディにしてしまわないように気をつけたよ。このジャンルでコメディがうまくいったことがあったかわからないからね。ところがコメディというのは枠組みの中で自然に生まれるもので、それは本作でもそうだった。チャーリーのセンスやユーモアは僕のととても似ている。だから一緒に座って何かを待っているような時に、「これやってみないか?」と言うと、「ああ、それは良いね」と返ってくる。そんな風にお互いいしっくりくるもので、そうやって進めていくことによってトーンが決まっていった。そうでないとすると、半分コメディ、もう半分はそうではないという風になってしまうからね。そういうことは気になるんだ。
Q:僕にとってのチャレンジだった、とのことですが、本作でチャレンジしようとしたきっかけは?
ガイ・リッチー:理由はたくさんあったんだ。僕の懸念は、もしそうしなかったら世界は小さなものとなってしまうのではないかということだった。それからまた僕にとってのチャレンジであり、もう一つの懸念事項は、「これはコメディになってしまう」、もしくは「シリアスな作品になってしまう」または「地に足のついた作品になる」と言っていたのにもかかわらず、突然全長300フィートの象が登場するというような作品になってしまうことだった。つまり、ファンタジー、ユーモアを組み合わせ、物語を真剣に捉えるということがチャレンジだったんだ。ある作品から別の作品に突入するかのように感じさせてしまうということが、僕が最も心配したことだったね。
Q:360度カメラやドローン撮影を使用しているとのことですが、使用してみての感想。他に新しいガジェットや撮影技術を使っていれば教えてください。
ガイ・リッチー:あれ、ドローン使ったっけ?
チャーリ・ハナム:そうだったと思うよ。ロンディニアムのシーンの一部で。ほら、ロンディニアムでのトラッキングのショットがそうだっただろう。
ガイ・リッチー:そうだった?
チャーリー・ハナム:そうだったと思うよ。
ガイ・リッチー:技術について聞く相手は僕ではないというのは明らかだ(笑)。いや、映画制作の技術的な側面は好きなんだ。
チャーリー・ハナム:ボディカムの撮影はやったよね? ロンディニアムの通りを走り抜けるシーンでボディカムを使った。
ガイ・リッチー:そうだね。少し「GoPro」っぽいから、そういうのは昨今よく見かけるので、僕は少し心配だったんだが、実際はうまくいったよ。
—「GoPro」は好きではないのですか?
ガイ・リッチー:好きなんだが、今ではどこでも見られるようになってしまったからね。誰もが僕が「GoPro」について知る以上に「GoPro」の事を熟知している14歳の子供のようになってしまった。だからあまり使うべきではないと…。
—誰でも使えるようなものになってしまったということですか?
ガイ・リッチー:そう、少しそうなってきたね。でも、そういうところに人々は反応するから、面白いものだよ。
—あなたがお好きなガジェットは何ですか? あなたがどこにでも持っていくというガジェットは何かありますか?
チャーリー・ハナム:ガジェットは一切持っていないよ。
ガイ・リッチー:iPadは好きだ。大きなiPadは良いよね。描くこともできるから、僕はよくいじっているよ。
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