現在もヒットチャートを賑わしている音楽アーティスト/プロデューサー/DJのZEDD(ゼッド)監修のヘッドフォン『Double Zero 001』が発売されました。

4月28日、秋葉原に開設されたDouble Zero 001 Sound Station(アキバCOギャラリー)にてヘッドフォン購入者に向けたサイン&撮影会が実施されたのでその様子を動画を交えながらレポートします。


「Double Zero + ZEDD Meet &Greet」動画





https://youtu.be/0gFFFgFGLiI


イベントにはZEDD本人をはじめ発売元のグッドスマイルカンパニー、デザイン設計を手掛けたSF Inc.、音響設計を手掛けたOnkyoの各関係者が登場。

「あらゆるジャンルの音楽に対応できるリアルなサウンドを鳴らすヘッドフォンを創りたかった。素材選びや曲線の美しさ、シンプルなデザインにも拘った」とZEDDは語り、1年以上掛けて漕ぎ着けたDouble Zero 001の完成を祝っていました。


その後、ZEDD自身が購入者ひとりひとりと対面。談笑しながらサインをしたり、写真撮影を行ない、和やかなムードの中、2時間ほどファンとの交流を楽しんでいました。


ZEDD コメント


以下、オフィシャルインタビューよりZEDDのコメントです。


——ヘッドフォンをプロデュースしたようと思ったきっかけは?

「いつも旅をしているから、リアルかつ高品質なサウンドのヘッドフォンが必要となってくる。プロ仕様のスピーカーを完備したスタジオにいるとは限らないから、どこにいても音楽をチェックできるヘッドフォンは必需品。飛行機の中で編集作業をしたりすることも多いんだ」


——日本の企業とコラボした理由とは?

「グッドスマイルカンパニーが以前に創ったヘッドフォンを試したときに、そのサウンドの素晴らしさに驚愕した。そこで、一緒に協力して素晴らしいサウンドで、なおかつカッコ良いルックスのヘッドフォンを創ってみないかと提案したんだ」


——このヘッドフォンのサウンドの特徴とは?

「リアルなサウンドがクリアに聴こえること。実際の演奏やプロデュースされた音楽が、そのまま耳に届けられるんだ。他にもいろんなヘッドフォンが販売されているけれど、低音だけが強調されていたり、周波数によって聴こえない音域・楽器の音色があったりすることが多い。僕が創りたかったのは、アーティストの意図するサウンドをそのまま届けてくれるヘッドフォンなんだ」


——どんな音楽を聴くのに適している?

「あらゆるタイプの音楽に適しているよ。クラシック音楽からロック、それにエレクトロニックミュージックまで。特にエレクトロニックミュージックには、非常に広い周波数が使われているから難しいジャンルなんだけど、クリアでリアルなサウンドが実現されている」


——このヘッドフォンをテストするために聴いた曲は?

「勿論、普段から聴き慣れている自分の曲でテストしたよ(笑)。たとえば“Beautiful Now”や“I Want You To Know”かな。他にもいろんな曲を試したけれど、特にこの2曲はテストをするのに役立った」


——スタイル面での拘りは?

「素材から形状、ケーブル、キャリーケースに至るまで、あらゆるディテールに拘ったよ。その点、日本のスタッフも僕と同様に細かいところにまで拘りを持っているから作業を進めやすかった。スタイル的にはシンプルかつセクシーで、現代的だけどタイムレスなものにしたかった」


——Double Zero 001とネーミングした理由は?

「言葉の響きがいいし、ゼロが2つ並んでいる見た目が、ヘッドフォンの形状と似ていてカッコいいからね。それに僕の名前ZEDDにもDが2つ並んでいるから、似ているってことも理由かな(笑)」


クリアな音


ダンサブルでありがながらメロディアスでいつまでも楽しく聴いていられる彼の楽曲は、筆者もドライブのときにずーっとループで聴いていました。

今回のヘッドフォン、筆者も早速試してみましたが、音がクリアで粒が揃っているように聴こえ、かつきらびやか。まさに彼の楽曲を聴くのに適していると感じました。低音もしっかり出ているのですが、しつこさがなく長時間視聴していても疲れないのではないでしょうか。「e イヤホン」の店舗等で試聴もできるようなので、気になる人は実際に試してみては。


『Double Zero 001』オフィシャル

http://www.double-zero.com/jp/


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 DJ ZEDDが監修するヘッドフォン「Double Zero 001」イベントレポート