レジェンダリーは、ベテラン脚本家のエリック・ロスをリブート版映画『デューン/砂の惑星』の脚本家に決定した。


同作は、映画『メッセージ』、映画『ボーダーライン』のドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務める。


レジェンダリーは2016年の11月、フランク・ハーバート・エステートから、小説家ハーバートの代表作であるSF小説『ディーン』の映画とテレビプロジェクトの権利を獲得した。


同作は、ヴィルヌーヴ、メアリー・ペアレント、ケイル・ボイターがプロデュースを手掛け、ブライア・ハーバート、バイロン・メリット、トーマス・タル、キムハーバートがエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。ケヴィン・J・アンダーソンが、クリエイティブ・コンサルタントを務める。


遥か未来を舞台とする同作は、砂漠の惑星アラキスを支配する一族の家族であるポール・アトレイデスについてのストーリーだ。貴重な資源の唯一の生産源であるアラキスを巡り、貴族たちの間で管轄権が争われる。ポールと家族が裏切りられた後、ストーリーは政治、宗教、人間と自然の関係をテーマに進む。ポールは、一族の統治を取り戻すために反撃に出る。


原作となる小説が発売されて以降、およそ2000万部が発行され2003年にはSF小説としてベストセラーを記録した。


同小説は、1984年にデヴィッド・リンチ監督によって映画化された。カイル・マクラクランが主演した同作は、4000万ドルの製作費に対し3090万ドルの興行収入に終わり失敗作とされた。しかし最近では、カルト界で注目を集めている。


ロスが脚本を手掛けた有名な映画作品には、アカデミー賞にノミネートされた映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、映画『ミュンヘン』、第67回アカデミー小脚色賞を獲得した映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』がある。『デューン/砂の惑星』で、ロスのSF界への参入を示すことになるだろう。


ロスは、CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、ジャコウェイ・タイアーマン・ウェルトハイマー・オースティン・マンデルバウム・モリス・アンド・クレインと代理人契約を結んでいる。





情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 【独占記事】リブート版映画『デューン/砂の惑星』、映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』のエリック・ロスが脚本を手掛けることが決定