東京メトロ東西線といえば、首都圏でも屈指の混雑路線。平成27年度の国土交通省の調査では木場・門前仲町間の混雑率が199%と、総武線(敢行)の錦糸町・両国間と並んで第一位という過酷さとなっています。


そんな中、2017年4月4日にある『Twitter』ユーザーがユーザー参加型投稿サイト『ジョルダンライブ!』の画面をツイート。






「乗客の形を維持できない」


『ジョルダンライブ!』では、「詳細」欄はユーザーが記載することができるので、この「乗客の形を維持できない」という説明も乗車したユーザーによるものと思われますが、その混雑ぶりの凄さが伝わってきます。


別のユーザーは、次のように返信。






毎日の経験です

葛西→乗ってすぐ潰される

西葛西→圧が増す

南砂町→一番積み残しがあり

東陽町→やめて〜もう乗らないで〜!

木場→コロサレル〜!!!

門前仲町→もはや悟りの境地

茅場町→降りる客の流れに逆らえず車外へ放り出される

日本橋→やっとすいてきた…


毎日こんなですwww


これに対しては「サード・インパクトか」「スライムでも乗って来たのかな」「ATフィールドが崩壊する!」といった声が続出。「混雑度」に「積み残しがある」(これは『ジョルダンライブ!』の選択肢の中にあります)とあることについても「表現がヤバイ」「荷物扱い」といった声が上がっていました。



東京メトロでは設定時間帯に西船橋方面から中野方面行きの電車に乗った人を対象に『東西線早起きキャンペーン』として2017年4月10日から7月31日まで実施。登録専用サイトでシリアルキーを取得し、ICカードで乗車することでメダルが貯まる仕組みで、最大で2万円分の商品券が抽選で当たるほか、50メダル以上貯めた人には500円の商品券が全員にプレゼントされます。2016年も実施した施策ですが、どこまで混雑緩和につながるのか注目されます。



ちなみに、東京メトロでは混雑緩和に向けた抜本的な対策として東西線各駅の工事が進行中。とりわけ南砂町駅では島式ホーム1面と線路1線を増設して2面3線の駅に改築し、中野方面への電車を交互に発着させて混雑の解消と遅延対策を狙っています。総額350億円をかけているという大規模改良は、予定では2021年度共用開始となっています。東西線ユーザーとしてはこの改良工事の完成が待ち遠しいところなのではないでしょうか。


東西線早起きキャンペーン

https://www.metro-hayaoki.jp/ [リンク]


ジョルダンライブ!(ジョルダン)

http://www.jorudan.co.jp/unk/live.html [リンク]


※画像は『Twitter』および東京メトロの資料より

https://twitter.com/sdn_tome/status/849028384357101568 [リンク]

http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/plan/pdf/tmp2013.pdf [リンク]


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 東京メトロ東西線混みすぎぃ! 「乗客の形を維持できない」の文字に震撼する人々続出