『ハチミツとクローバー』『3月のライオン』作者の羽海野チカ先生が、『Twitter』に寄せられた声に桐山零の声に乗せて魂の叫びを発していることが話題となっています。


ことの発端は、2017年3月15日から27日まで松坂屋静岡店で開催された『羽海野チカの世界展』への感謝ツイート。






松坂屋静岡店さんでの原画展。来てくださった皆様本当にありがとうございました。私は今日ミュシャ展と草間彌生展に行ったのですが「絵を観に行く」事はやっぱりどんなに気になっても気合と思い切りが必要で体力もお金も要ります。チケットの待機列で皆さんへあらためてありがとうと思っていました


これに対して、ある男性ユーザーから「おっさんが先生の原画展へ行くのは確かに勇気と気合が要ります」とのリプライが。「(『3月のライオン』は)『ヤングアニマル』で連載しとりますよ。青年誌ですよ」と返信しつつ、「確かに『ハチクロ』の絵もあるしな…」の慮る羽海野先生でしたが、それに輪をかけるように女性ユーザーからは「『ヤングアニマル』買う時の女子にも勇気と気合いが必要です」とのリプライが……。

「つまり女性も男性も困っているらしく、そして私も悩んでいます」という羽海野先生。そして、以下のようにツイート。






将棋を描けば3姉妹がいなくてつまらない。3姉妹を描けば将棋シーンじゃなきゃ読む気無い。青年誌に描けば女性は買いにくいと言われ、原画展をすれば男は行きにくいと言われ。零ちゃんと一緒に叫ぶ夜ですよ

もう帰り道なんて見えないけどね






だからって戻れるかよ。

始めた以上道は前にしか無ぇ!「お前が信じるお前を信じろ!」ってアニキが言ってた!!大事なことは全部、漫画とアニメに教わったんだ!


この一連のツイートを見たいしかわじゅん先生が「見たいひとは、どこでなにやってたって、探してきてくれる」と返信したのをはじめ、『TIGER&BUNNY』コミカライズを担当した上田宏先生が、キャラクターデザイナーのコンドウアキ先生がなぐさめのリプライを送っていました。

また、ほかのユーザーからも「好きなら気にせず行くし見るんです」「おっさん一人ですが行かせてもらいます」「女性ですが全く気にせず青年誌を購入しています」といった励ましのメッセージが集まっていました。


少女誌・青年誌をまたいで活躍している羽海野先生ならではの問題。作品への愛さえあれば、雑誌を買ったり展示を見に行ったりすることを躊躇しないでいたいところです。


ちなみに、一番最初にツイートした男性ユーザーは、「勇気を振り絞って原画展に出向いた」とのこと。ファンならばこういった姿勢が大事ですね。


※画像は羽海野チカ先生の『Twitter』より

https://twitter.com/CHICAUMINO/status/846359642997325824 [リンク]


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 【悲報】男性「原画展へ行くのに勇気がいる」女性「ヤングアニマル買うのに勇気がいる」→羽海野チカ先生「じゃどーすりゃ良かったんだよっっ」 [オタ女]