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『AirSelfie』は、スマートフォンカバーにもなるケースに収容可能な、コンパクトサイズのドローンカメラ。Wi-Fiで接続したスマートフォンアプリから操作したり、空中の静止させたい位置に手で位置を調整して、500万画素の内蔵カメラで撮影ができます。動画は1080p 30fpsの撮影が可能。
カメラは水平位置から見下ろす方向に取り付けられており、最高20mまでの高さから撮影が可能。個人の自撮りや集合写真の撮影、観光地やスポーツイベントでの撮影といった用途を想定しています。撮影した写真は4GBのビルトインされたmicroSDカードに記録できるほか、スマートフォンに転送して保存が可能。260mAhのバッテリーは30分で充電でき、最長3分の連続飛行ができます。
本体サイズは67.4×94.5×10.6mmで、本体重量は約61g。日本の航空法で規制がかからない200g以下に収まっています。
iOS/Androidアプリ『AirSelfie』は“セルフィー・モード”“セルフィー・モーション・コントロール・モード”“フライング・モード”の3種類のフライトモードを搭載。単体でホバリングができ、スマートフォンとのWi-Fi接続が切れた場合はその場でホバリングするとのこと。このほか、アプリではセルフタイマー撮影や最大8枚の連続撮影、SNSへの投稿なども可能。“セルフィー・モーション・コントロール・モード”では、スマートフォンの加速度センサーを利用して、スマートフォンを傾けてモーションコントロールすることができます。
操作手順は次の通り。
(1)アプリを起動して本体を接続
(2)フライトモードを選択して「Take Off」をスライド、本体を空中に軽く投げる
(3)スクリーンをタップして写真を撮影、あるいはカメラアイコンをタップして動画を撮影
(4)本体を近くに寄せて、本体の下に手をかざすと着地
本体を収納し、スマートフォンカバーとしても利用できるケース『Power case』は、『iPhone 6/6s/7』用と『Galaxy S7 edge』用の2種類をラインアップ。約2時間で充電できる1800mAhのバッテリーを内蔵し、収納した本体の充電も可能。
別売りのモバイルバッテリー内蔵ケース『Power Bank』は、約6時間で充電できる12600mAhのバッテリーを内蔵。本体を16回充電できます。
本体と『Power case』カバーのセットが3万1598円(税込み)、本体と『Poer Bank』のセットが3万2818円(税込み)、『Power Bank』単体が1万4円(税込み)。『Kickstarter』のバッカーには3月、ウェブサイトで予約したユーザーには5月から出荷を開始します。
発表会には英AirSelfie社の共同設立者であるエドアルド・ストロッピアーナ氏が登壇。開始から72時間で目標額を達成した『Kickstarter』のプロジェクトでは、どの国に支援者がいるか知ることができたと語り、結果として81か国から支援者が集まったとのこと。『Airselfie』がグローバルな製品で、人々が製品を好きになってくれる確信を持てたそうです。現在、ロンドンを出発地点に世界9都市を周るプロモーション『AirSelfie Team Tour』を実施中で、東京もその行程に含まれていることから、日本市場にも期待を寄せていることがうかがえます。
アルミ削り出しの本体は質感が高く、ドローンというよりスマートフォンやオーディオプレーヤーのようなたたずまい。ポケットに入れて持ち運べるので、常に持ち歩いてカメラ感覚で使えるのは魅力的です。この夏、街中や観光地で『AirSelfie』を飛ばして写真を撮る人の姿を見かける機会が増えるかもしれませんね。
『AirSelfie』が飛行する様子は動画からご覧ください。
スマホで操作できるポケットサイズの自撮り用ドローンカメラ『AirSelfie』 (YouTube)
https://youtu.be/hcAxYcnnohg
AirSelfie | Life-size emotions
http://www.airselfiecamera.com/