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南勝久氏原作の人気コミックの実写映画『ザ・ファブル』が6月21日に全国公開。公開に先駆け5月13日に都内の会場でレッドカーペットイベントと完成披露試写会が行われ、岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、木村了、江口カン監督が登壇した。
アクションも見どころの一つとアピールする同作。岡田との対決シーンを演じた福士は「以前共演させてもらった時に、岡田さんが上司で、僕が部下だったんですよ。次共演する時に岡田さんと戦いたいなと思ったんです。最後に戦う役ですってことだったので、ついに俺の夢が叶ったぞ、ってことで即決でした。5年越しくらいで言ってて、師匠で尊敬する俳優は岡田さんってずっと言ってたので、良かったです」と嬉しさをにじませた。岡田は「戦えたね〜」とにっこり。続けて「2人で戦うシーンもあるので楽しみにしていただけたら」と呼びかけた。
福士のアクションシーンの振り付けも手がけたという岡田は「愛を込めて。最初福士くんが普通に落として、落ちてくれみたいな感じだったんですけど、いやいやそうじゃないでしょって、福士をもっと立てなきゃだめでしょって」とコメント。岡田からの愛を感じたという福士は「贅沢な時間でしたし、アイディアがたくさん出てくるんです」と喜びをあらわにした。
岡田のかっこいいところを聞かれた福士は「恥ずかしいなあ(笑)」と照れ笑い。岡田も「聞いてるほうも恥ずかしい」と照れていた。福士は「すべて、全部かわいい。間違えた(笑)」と答え、動揺。続けて「かっこいい。言動ひとつひとつがかっこいいと常々思っております」と語った。
岡田は出演について「現代物のアクションはやれる機会がなくて。もともとやりたくて20代の頃、格闘技とか武術を始めたので、今回そういう機会をいただけて嬉しかったですね」と笑顔。裸のシーンのことを司会からセクシーとツッコまれると「セクシーかなあ?原作がもうそれしてるんですよね。やらなかったらやらなかったで『あいつやらないな』って空気になるじゃないですか(笑)」とコメントした。さらに「バスローブ入りが多かったんですよ。それは初めての経験で。昔そういうの1作あったんですけど、今回ドアミラーで隠す、みたいな。原作は裸族というか裸なんですよね」とエピソードを披露した。
酒好きの女性を演じた木村文乃は役作りについて「あまりお酒を飲むイメージがないみたいで、現場でがんばってるなって思われちゃうので、お酒の話を積極的にしました」と告白。さらに「打ち上げに参加できなかったんですけど、打ち上げの景品をテキーラにしました」と細かいところまで役になりきっていたことを明かした。
いくつものバイトを掛け持ちする苦労人を演じる山本は「私、番宣とかで幸薄ガールって言われてるんですけど、そう思って演じてなかったので幸薄かったんだなって思いました(笑)」とコメント。続けて「関西弁がすごい大変でした。現場で追加されたりするんですよ」と撮影時の苦労を語った。岡田についての印象を聞かれると「岡田さんは優しいです」と回答。それを聞いた岡田は「そうです、優しいです」と頷いていた。
ザ・ファブル
6月21日(金)全国公開
©2019「ザ・ファブル」製作委員会
発信地・日本
<文・デザート編集部>