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4月5日、EJ アニメシアター新宿にて映画『パンドラとアクビ』の初日舞台挨拶が開催された。イベントには、声優アイドルグループ22/7の天城サリー、田村睦心、曽我準監督が登壇。天城の活躍を祝福するため、22/7のメンバー白沢かなえ、花川芽衣、宮瀬玲奈と、着ぐるみのあくびちゃんが応援に駆けつけた。
本作には、ゲームアプリ『モンスターストライク』のパンドラと、アニメ『ハクション大魔王』のアクビが登場する。世界を滅ぼすと力を持つといわれる“災いの欠片”を回収するために、二人が次元を超えて大活躍する物語となっている。
作品に込めたテーマや思いについて、曽我監督は「とりあえず、タツノコキャラ含め、劇中に登場するキャラをいかに魅力的に描けるかというところに尽きると思っています。タツノコキャラというのはほとんどが昭和生まれのキャラクターでして、40年、50年皆さんに愛され、親しまれているのでお爺ちゃんお婆ちゃん世代までに懐かしいなって思ってもらえるように作りました」と挨拶。
天城は演じたアクビについて「天真爛漫で自由奔放で元気っ子なんですけど、ちゃんと仲間思い、友達思いな一面もあります。とてもいい子だなって思います。演じているうちにわかったのが、自分が持っていた天真爛漫なイメージをアフレコで出したら、もっと明るくっていうディレクションをいただいたので、自分が思っている以上にアクビちゃんって本当に元気なんだなって気づきました」とコメントした。
『パンドラとアクビ』をすでに観たという白沢は「すごく個性的なキャラクターが生み出す世界観がとても魅力的で本当に面白かったです。今回、サリーちゃんの衣装がアクビちゃんとお揃いなんですよ」と話した。天城は「そうなんですよ。全部衣装がハンドメイドで、手縫いで、これを染めたのがスタイリストさんの家にあったほうじ茶なんです。手の丈もすべて私に合わせてもらいました」と明かし、会場を驚かせた。
最後の一言挨拶で天城は「『パンドラとアクビ』はタツノコプロさん、そして『モンスターストライク』さんがタッグを組んだ夢のコラボになっています。アクビちゃんは昭和生まれなんですけど、平成生まれの天城が平成最後のアクビちゃん、そして令和初めてのアクビちゃんにならせていただいたのも、とても嬉しく思います」と喜びを語った。
発信地・日本
<文・デザート編集部>