品が10月22日までに、自身のYouTubeチャンネルにて自身の単独公演の動画を投稿した。
粗品はゲーム配信内で10,000円以上のスーパーチャットをしてくれたファンを“太客”と呼んでいて、ライブでその“太客”と話す、「太客と話そう」のコーナーがある。
指名された“太客”が「さだすたです。あの病気の」と言うと。粗品が「あー! 先月招待したヤツ!?」先月の単独公演にさだすたを招待したのを覚えていた。
粗品は「大丈夫か?」と尋ねると、さだすたが「一昨日、退院したばかり。」と言うと粗品は「良かった良かった」と笑顔になったそう。
粗品は「喋る範囲でいいけど」と配慮したが、さだすたは「生まれつき血液型が特殊なのと、あと脳に腫瘍があるのと、うつ病と…」と自分の病気を説明した。
「余命宣告されてたっけ?」と粗品が尋ねると、さだすたは「「3年後生きてる確率が10%です」と答えた。
これに対して、粗品は「えぇ〜? でもオレな、宇宙戦艦ヤマト(パチンコ)の継続率90%のやつ、1連でよう終わるから大丈夫やで」と切り返し、さらに「10%めっちゃ引くからな? めちゃくちゃに10%引くから大丈夫」と言い切った。
その後、粗品は「ボクはね、拍手の音圧が好きで。もう元気出るじゃないですか?」と切り出し、「だからちょっとみんなで拍手してあげて(もらっても)良いですか?」と客席に呼び掛けて「さだすたに拍手を!」という掛け声と共に拍手を始めると、客席から大きな拍手が!!
粗品は拍手とともに「おぉ! 頑張れ! ええぞ! いけるよ! いいぞ!」と、さだすたに声を掛けた。
最後に粗品は「いや、いいですね。こういうのもね。いや、当てて良かったわ。そうか。また近況を教えてくれ」と、さだすたに伝えたのであった。
お笑いを仕事にしている粗品からすれば、きっと思わず目を逸らしたくなる話題であったであろうに、粗品はきちんと目を見て向き合って希望を与えたに違いない。
情報提供元: Daily News Online