嵐の櫻井翔(41)が、来年春に日本テレビ系の報道番組「news zero」から卒業することが内定しました。この決定は、ジャニーズ事務所の性加害問題に関連しており、SNS上で櫻井のキャスターとしての適性に疑問が投げかけられていました。一方、日本テレビ側も適切な対応に苦慮し、櫻井自身も局に迷惑をかけないように考慮していたとされています。双方の協議の末、番組卒業が決まったと報じられました。

ジャニーズ事務所社長の東山紀之とジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦らは10月2日に都内で記者会見をし、ジャニーズの新体制や渦中の性加害問題について説明。
1カ月以内には新たにエージェント会社を設立し、希望するタレントやグループと個別にエージェント契約を結ぶと発表した。

櫻井は10月2日の「news zero」に出演しており、その際にはジャニーズの対応についても「遅いな、後手後手だなという風に感じてはいました」とコメントしている。
また、「事務所で嵐のメンバー5人でそろって説明を受けました」とも発言しており、嵐解散後に動向の一切聞こえてこないリーダーの大野智(42)も含め5人がそろったとのコメントにSNS上ではファンが歓喜の声を上げていた。

これまで櫻井は同番組で一連の性加害についてはコメントを避けていたが、口を開いたと思っても「二度と不祥事は起こさないように…」といった当たり障りのない内容に止め、メインキャスターであるフリーアナウンサーの有働由美子に任せきりであった。

日テレとしても渦中の性加害報道の事務所タレントへの対応で頭を悩まされており、同局は9月14日に開いた10月期改編説明会では櫻井についても「news zero」に継続出演すると説明をしていたが…。

櫻井は慶応大卒の高学歴アイドルとしての先駆者でもあり、「news zero」での活躍によりアイドルとキャスターとしての二刀流というポジションを確固たるものにしていたが、今回の一連の騒動により櫻井自身も思わぬ形で限界が訪れてしまったのかもれない。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 嵐の櫻井翔、日テレ「news zero」来春卒業内定でアイドルとキャスターの二刀流も限界か