デヴィ夫人、ジャニーズ性加害問題で東山紀之批判が物議
タレントのデヴィ夫人(83)が18日に自身のツイッターを更新。故ジャニー喜多川前社長(享年86)による性加害問題について言及し話題となっている。
デヴィ夫人はこの日「よく知っている」というジャニー氏に対して「事務所の子を我が子のように愛しく大切に可愛がり、ワゴンに沢山のお弁当を載せて自ら各楽屋に配っていた」とエピソードをつづりつつ、「ジャニー氏は半世紀に渡って日本の芸能界を牽引し、スターを育て、その非凡な才覚で何億何千万という人々を楽しませ、夢中にさせてきた」「昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、日本の恥である」「既に日本中が知っている事をわざわざ世界に知らしめる必要があろうか」と主張した。
また、現在被害を訴えている元ジャニーズに対しても「死人に鞭打ちではないか」「本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない」「代わってジュリー氏が謝罪も済ませているのに、これ以上何を望むのか」とツイート。さらに、「その才能を見出し、育て、スターにしてくれたジャニー氏に対して、恩を仇で返すとはこのことではないか。非礼極まる」と5月21日に放送された情報番組『サンデーLIVE‼』(テレビ朝日系)でジャニー氏の性加害を訴えた元タレントの告発を「勇気ある告白」と表現し言及したジャニーズ事務所の東山紀之(56)に対しても実名を出して批判した。
この投稿にネット上からは「恩ある人の犯罪は見て見ぬ振りしろってこと?」「少年時代にレイプされた被害者が沢山居るんだぞ」「日本の恥はジャニー喜多川とあんたでしょ」「今までの炎上芸はかろうじて価値観の話で済んだけど未成年の性虐待は擁護できる可能性ゼロ」といった声が。
ジャニー氏が亡くなった2019年には「ジャニーさんの功績は、言うまでもありません」などと生前の偉業を称えていたデヴィ夫人。世間は、彼女からジャニー氏を擁護する意見は聞きたくなかったと同時にかなりの不快感をあらわにしていた。