お笑いタレントのラサール石井(67)が、23日にツイッターを更新。21日に閉幕したG7広島サミットに合わせて行われた反対デモへの警察の警備に苦言を呈し、批判を集めている。

 広島サミットをめぐっては、21日に反対デモに参加していた男が警備中の警察官を殴ったとして公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されている。

 ラサール石井はツイッターで、サミット反対派が撮影したデモの様子を映した動画を引用リツイート。動画内では、警察がデモ隊を誘導していたが、そこから外れた男性が機動隊ともみ合いになる様子が映されており、ラサール石井は「デモ隊はただ行進しているだけに見える。その行く手を間隔を狭め妨害しているのが機動隊」と持論を展開した。

 また、ラサール石井は機動隊について「歩行困難で進もうとして接触した者を大勢で押さえつける」と指摘し、一方でデモ隊については「左翼過激派だと言うが何も過激なことはしていない」と擁護。「むしろ警察が過激派だ。市民ではない活動家だと言うが、活動家も市民だろう」とつづっていた。

 このツイートにラサール石井の元には、「機動隊謝罪しないかなぁ」「同意します!」という声が寄せられていたが、一方では、
「白ヘルが機動隊に突っかかってるところから混乱になってるように見えますが…」「節穴もいいとこだ。機動隊の誘導から明らかに外れようとしているじゃないか」「活動家達が機動隊に体当たりしてる」といった苦言も寄せられていた。

 警察批判に多くのネットユーザーから呆れ声を集めてしまったようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 ラサール石井、「むしろ警察が過激派だ」サミット反対デモへの警備を猛批判