ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長(享年87)から性被害を受けたと告発した元所属タレントで歌手のカウアン・オカモト(26)が15日、自身のユーチューブチャネル『カウアン オカモト- KAUAN OKAMOTO』に動画を更新。ジャニー氏から性被害を受けていたと訴えていた問題で、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(56)が14日に謝罪動画と文書を公開しやことに対し「感謝している。やっと始まった」などと心境を述べ話題となっている。

 今回は『【心境告白】ジャニーズ事務所の公式発表を受けて』というタイトルで動画をアップ。動画内では「(社長には)顔を出して覚悟してしゃべってくれたことに感謝している」と言及。その一方で、藤島氏の説明や一連の対応に批判的な意見が上がっていることについて聞かれると、「それは正直、しょうがないよね」と話した。 また、世間の反応に対しては、「言うなとも言えないじゃない」とし「でもそれでも俺ね、一つになってきたと思ってる。世間の意見がっていうか。やっぱり向けるべきところは、タレントと被害者をどうやって守れるかどうか、そこだけだと思う」と強調しつつ、今後のジャニーズ事務所のあり方についてはタレントたちや被害者たちを守れる方法、救える方法に重点を置くべきだと語っている。

 この投稿に対しネット上では「ダメなことはダメと言える組織、世の中でいたいですね 勇気に感謝」「カウアンは歴史に残る!振り切っててすごい」「勇気ある行動。あなたの一歩が日本を変えます」「大きな石が少し動きましたね。これからも応援しています」などの反応が集まっている。

 13日夜には自身のユーチューブ動画内で、藤島氏と約2時間にわたって直接対談し問題について話し合ったことを明かしていた。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 カウアンオカモト氏、藤島ジュリー景子社長の動画に言及「感謝している」