4月30日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、東急歌舞伎町タワー2階のジェンダーレストイレについて特集。出演者でお笑いタレントの今田耕司(57)のコメントに批判が集まっている。

 超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」の飲食店フロアである2階に作られたジェンダーレストイレ。男女関係なく利用できる一方、同じフロアには男性用のトイレもあるが、女性専用トイレはないという。

 この問題について出演者の間で議論されていたが今田は、「やり始めたばっかりなんで、いろんな意見(賛否両論)が全部あった上で、そこからどう改良できるかを先手取って考えてるのかな」と指摘。

「この2階で試して、最終的に皆に使いやすいトイレだなっていうのを作ってくれれば。このビルで試した価値があるんじゃないかな」とジェンダーレストイレの試験的な一歩目であるという持論を展開した。

 一方、今田は「何かしら問題は、でも起きると思う」と言い、「(設置されたのが)飲み屋街というのはだいぶ怖い」と懸念。しかし、施設側では警備員による巡回もされており、今田は「ガードマンも、しっかりと警備してるんでしょうから、そこでいろんなことを試していただきたいな」と、あくまで安全に実験的にジェンダーレストイレを運用していくことを提案し「日本が、世界に先駆けて(ジェンダーレストイレが)使いやすかったっていうのを、どんどんまたSNSとかで発信してもろたら」と話していた。

 しかし、この発言にネット上からは、「いやいや、そんなめんどくせえトイレ作る必要ないわ」「日本は多目的と言われるトイレあるんだから、それ使えばいいだけでしょ。最先端でしょ」「問題起きちゃだめでしょ」という声が集まっていた。

「ジェンダーレストイレが懸念されている点は、そこが性犯罪の温床となること。歌舞伎町という場所の飲食店街なら、なおさらそのリスクは大きく、今田もそれを認識しているにもかかわらず、今回は世界に先駆ける例として、このトイレに賛成する意見を述べていました。しかし、世間の声は真逆で反対派が優勢。犯罪リスクを認識しているのに推奨しようとする今田に、疑問の声が集まってしまいました」(女性誌記者)

 果たしてジェンダーレストイレは今後も増えていくのだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 今田耕司、「試していただきたい」ジェンダーレストイレへの発言に批判殺到