4月21日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、沖縄・宮古島市の市が所有するビーチに男性が無断で小屋を設置し、入場料1000円をとっている“闇レジャー”問題を報道。テレビ朝日報道局局員でコメンテーターの玉川徹氏(60)がこの件に苦言を呈したが、視聴者から「お前が言うな」と失笑を買っている。

 市によると、この店は少なくとも7年間、市の土地を不法占拠し無許可営業を続けているというが、「4月25日から入場料1人1000円」と書かれた看板を立て“入場料”を徴収しはじめたことから、市役所には観光客や地元マリン業者から苦情や問い合わせが殺到。

 市が警察と共に行政指導を行った結果、看板は撤去されたが立ち退くつもりはないという店主に対し、市はきょうにも文書による指導を行い、応じない場合は強制撤去を含めた法的措置を検討していると伝えられた。

 スタジオでは、無許可営業にも関わらず7年間も放置していた市の対応に、タレントの長嶋一茂氏(57)が「早く(取り締まらないと)見過ごしてることになっちゃって『いいんだ、ここで(営業)やっても』ってことになっちゃう」と苦言。バイオリニストの廣津留すみれ氏(29)も「(市の)口頭での指導が絶対甘いんだと思いますよ」と、市の指導方法にも問題があると指摘した。

 一方で、玉川氏は「ディレクターに聞いてもらったんですけど」と間接的に確認を取ったと前置きしたうえで、「もし、ちゃんとした業者がシャワーやトイレを設置して『こういう風につかいますよ』っていう申請をしたら(市は)『許可を出さないことはない』っていうんですよ」と説明。

 実際、入場料を取るまでは市は無許可営業を黙認していたこともあり、玉川氏は「ここで問題になってくるのは、業者が入ってくるのが絶対にNGの土地ではないっていうこと」と続けると、「そういうときに、公の許可を出すときは信用が大事になってくる。この世界は信用で成り立ってるわけだから。無許可でこうこと(勝手に入場料をとるなど)をやってると、許可は出せませんよ」と熱弁した。

 しかし、玉川氏の「この世界は信用で成り立ってる」発言に視聴者から「玉川、お前が言うな」「玉川徹がそれを言うか」「これには笑う事しかできん。」「アンタは全く信用できんぞ」と盛大なツッコミが集まっている。

「昨年、番組内での“事実誤認”によって玉川氏が謹慎していたのは周知の通り。4月からレギュラー復帰しましたが、ずっと“コロナ煽り”をしていたにも関わらず19日の放送回で『もともと健康な人と若い人は、はじめからコロナはたいした病気ではない』と発言したかと思えば、直後にはGW明けから感染者数の発表が週1回になることが『非常に腹立たしい』と憤るなど、発言に一貫性がなく、めちゃくちゃ。 “信用が大事”と熱弁していましたが、視聴者から『おまいう(お前が言うな)』と特大ブーメランを食らっていました」(週刊誌記者)

 そもそも、謹慎直後「これからは現場に足を運び事実確認をして、報告する、その基本にもう一度立ち返る」と語っていたにも関わらず、今回の情報は「ディレクターに確認」してもらったもの。信用が大事と語るなら、自らの行動で示してほしいものだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 玉川徹氏、「この社会は信用で成り立っている」熱弁も「お前が言うな」と特大ブーメラン