『オールドルーキー』綾野剛で話題も最終回まで大不評「内容が入ってこない」「話もめちゃくちゃ」
日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)の最終回第10話が9月4日に放送された。
最終回は、新町(綾野剛・40)は解雇され「ビクトリー」を去った。そして、高柳(反町隆史・48)と今後スポーツマネージメントには関わらないことを約束し、というストーリーが描かれた。『オールドルーキー』といえば、主演の綾野剛のやらかしにより、放送前から大きな注目を集めていたが……。
「注目を集めるきっかけとなったのは、暴露系ユーチューバーで参議院議員のガーシー(50)による暴露。『オールドルーキー』放送前に綾野の女性関係のだらしなさにくわえ、未成年女性に酒を飲ませた上、関係を持ったことなどや暴行癖があることも明らかにしていました。ガーシーは放送前、たびたびSNSでTBSを挑発。放送中止や綾野の降板を狙っていたようですが、実際には作品は完走。綾野がなまじ演技力が高いだけに、熱意のある元アスリートでいいパパを完璧に演じきり、ガーシーの暴露由来による炎上は皆無でした」(ドラマライター)
とはいえ、作品自体の評判はよくないという。
最終回では、高柳の新町解雇の判断に怒った塔子(芳根京子・25)と城(中川大志・24)もビクトリーを退社し、3人でJリーガー・伊垣(神尾楓珠・23)の海外チームへの移籍交渉を行うことに。最終的に見事成功させた3人を高柳は会社に呼び戻し、一件落着という誰もが想像できる範囲内での、まったく意外性のない結末となった。
「また、終盤には伊垣が初招集された日本代表戦がありましたが、試合の様子はサッカーゲーム『ウイニングイレブン』レベルのCGで違和感がありまくり。さらに試合は茨城県のカシマサッカースタジアムで行われていたという設定にも関わらず、試合終了後、高柳が新町に『大事な話がある。ついてきてくれ』と呼び出したのは東京の国立競技場でした。それも合成だった上、車で1時間半以上かかる移動や、好き勝手に国立競技場に出入りする様子は違和感しかありませんでした」(同)
最終回についてネット上からは、「オールドルーキーの合成が酷くて内容が全く入ってこない」「話もめちゃくちゃ」「スポーツも地理も分からない人が作ってるのか?」といった冷たい声が集まっていた。マイナスからのスタートで、主演の綾野はいい演技を見せたものの、ドラマそのものは日曜劇場の黒歴史とも言えるほど散々な結果に。とはいえ、逆に綾野自身もそのめちゃくちゃな制作に救われたのかもしれない――。