橋本愛(26)が主演を務める『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)第3話が、8月3日に放送。同日に放送された朝ドラ『ちむどんどん』(NHK)とセリフが被るミラクルが発生し、「めっちゃちむどんどんする…」「そのセリフ今朝何処ぞの誰かが言ってたような……」との声が集まった。

 第3話は、橋本演じる根津寅子(通称:トラコ)が家庭教師を担当する3人のうちの一人、上原守(細田佳央太・20)を中心にストーリーが展開。トラコは、家庭教師の日は“その家で夕食を一緒に食べて泊まる”というルールを作っており、この日は上原家で夕食。そしてトラコは、父親や異母兄弟たちの経歴をつらつらと語り、家族を驚かせる。

 一方で、守が母・上原里美(鈴木保奈美・55)に“お笑い芸人”になりたい夢を明かすと、どうしても東大にいかせたい里美は「私は絶対許さないわよ」とバッサリ。そして、「あんたは自分がいまどれだけ幸せかわかってない」「勉強さえすればいい大学に入っていい会社に入れるチャンスが目の前に転がってるのに、何甘ったれたこと言ってんの?」と守に詰め寄り、トラコに向かって「先生、私何か間違ったこと言ってます?」と聞き返すシーンが描かれたのだが……。

「実は、里美を演じている鈴木は『ちむどんどん』でも暢子と結婚の話を進めている青柳和彦(宮沢氷魚・28)の母親・重子役で出演しています。それも、重子が暢子の周辺人物の経歴を調べ上げて重子がスラスラと語るシーンが放送されたばかりで、これはトラコが上原家の経歴をいつの間にか調べていたのと同じ。それに、息子が苦労するのを見たくないと“良いレール”に乗せようとする母親像も被っており、鈴木に対して『この人、朝も同じような母親役やってるよね』『ちむどんどんと被る』『似たような役』と見分けがつかない視聴者も多かったようです」(芸能ライター)

 さらに実はこの日、同日の朝に放送された『ちむどんどん』でも、黒島結奈(25)演じるヒロイン・比嘉暢子が「うちは何か間違ったことしてる?」と、守の母・里美と同じようなセリフも言っていた。

 意図せずして、出演する2つのドラマで同じようなセリフを言うことになった鈴木。思いがけず「一人ちむどんどん」することになってしまったようだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『家庭教師のトラコ』セリフが被りまくりで鈴木保奈美に「一人ちむどんどん」の声