綾瀬はるか『元彼の遺言状』殺人の容疑者保釈でツッコミ続出「めちゃくちゃな脚本」「ありえない」
綾瀬はるか(37)が主演を務めるドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の第8話が5月31日に放送。殺人事件の容疑者が保釈される展開に「めちゃくちゃな脚本」「ありえない」とツッコみが集まっている。
敏腕弁護士の剣持麗子(綾瀬はるか)は、奇妙な遺言を残して亡くなった元彼・森川栄治(生田斗真・37)から「しのだをたのんだ」と託され、謎の男・篠田敬太郎(大泉洋・49)を助手として自分の事務所においていた。だが、前回までに篠田は自分が「殺人犯」だと告白。※以下ネタバレあり
第8話で、篠田は6年前に起きた十ヶ浜強盗殺人事件に巻き込まれ、犯人として警察に追われていると明かし、3年前出会った栄治がすべてを知ったうえでかくまってくれたと話した。篠田の「僕はやっていない」という言葉を信じた麗子は、何事もなかったかのように篠田を助手として依頼のあった西園寺製鉄社長・西園寺一蔵(金田明夫・67)の屋敷へ向かう。
すると、依頼者の家で一蔵が死体で発見されており、警視庁捜査一課の刑事・橘(勝村政信・58)らが捜査にあたっていた。その後、死体は一蔵ではなくホームレスの男性で、事件性もないと判明。一蔵は生きており、あっさり事件が解決したことから、麗子は篠田を高級レストランに連れていき好きなものを食べさせていたが、そこに橘が現れ、強盗殺人の容疑で篠田を逮捕。麗子が篠田を警察に売っていたのだ。テレビでも殺人犯として報道されたのだが……。
実際は篠田の冤罪をはらすために、警察に再捜査させようという麗子の策略。最終的には、麗子の元上司である弁護士の津々井君彦(浅野和之・68)が篠田の“身元引受人”となり、篠田は保釈され、再び麗子の法律事務所に戻ってくる。そして、6年前に事件を調べるために、2人で事件の起きた町に向かう……という展開だった。
しかし、冤罪を訴えているものの殺人の証拠がそろっているうえ、6年も逃亡していた篠田があっさりと保釈されたことに「へ?殺人事件なのに保釈?」「殺人事件の容疑者しかも何年も逃亡して否認している奴を保釈を許可する警察や裁判所てどんな法治国家なんだよ」「はあ、強盗殺人事件の被疑者が保釈?総理大臣が後見人でも無理だよ。滅茶苦茶な脚本だわ」とツッコみの声があがっている。
「実際、重罪を犯した場合の保釈は認められていないようです。ただ一方で、栄治の “しのだをたのんだ”という遺言が『篠田の弁護を頼むという意味だったのでは?』という声もあがってきており、確信に迫る内容に視聴者からは『よくうやく面白くなってきた』『見続けて良かった』と声が上がるなど、評価が変わりつつあります。それだけに、前半のホームレスの男性が亡くなった事件については『なんでこの回にねじこんだ?』『前半の話、まじでいらなかった』と残念がる声が多く集まってきていました」(芸能ライター)
以前も、全く関係のない事件を3つも盛り込んで「なんでこんなことしたんだ?」「なんかめちゃくちゃ」と酷評を受けていた『元彼の遺言状』。最後の事件くらいは、じっくりと謎解きしていってほしいものだが果たして?