2月17放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)は、「芸人グチSP!」と題し芸人たちが日ごろの不満や愚痴を噴出。その中で、ダウンタウン・松本人志(58)が新幹線で遭遇したという“お喋りオカン”にクレームを入れる場面があり、賛否の声があがっている。

 松本は、新幹線で「1歳いってないくらいの乳幼児」を連れた母親に遭遇したといい、「ずーっと喋ってんねん、オカンが」と、その時の状況について語り始めた。

 その母親は、まだ言葉を話せない子ども相手にずっと「あれ食べよっか」「あれ見てごらん」と話しかけていたようで、松本は「ずーっとおばはん一人が、ずーっと喋ってんねんで」と語気を強めて説明。

 松本は、こんなことをテレビで言ったら逆に視聴者から「ママさんの子育ての大切さを分かれ!」と指摘されそうだというのは分かっているようで、一応「いや、そんなこと言ってるんじゃなくて」と弁解していたが、とにかく、まだ話せない乳幼児相手に母親がずっと語り掛けていることが納得いかないようだ。

 さらに松本の怒りはヒートアップ。「いろいろ話しかけた方が言葉を覚えるっていう教育もあるよ?あるけど、それ家でやったらエエやん!新幹線はそういう場所じゃないやん!(母親が)ずっと喋ってる。これが一番うるさいねん!」と早口でまくしたてていた。

 しまいには、「乳母車あるけど『もしかして子どもおらへんのちゃうかな?』と思って」と言い出し、出演者は「怖~!」と言いつつ大爆笑。ただ、松本だけは「これどうなん?あれ、ずっと2時間喋っとったで」と腑に落ちない様子で、最後まで怒りを滲ませていた。

 これに視聴者からは「松ちゃんの言いたいことわかる」と松本に共感する声がある一方で、「きっとママは泣かせないように必死だったんだと思う。ママの状況も分かってほしい」「赤ちゃん連れにもっと寛容であってほしい」「子連れで乗るのが怖くなった」と批判の声も多く集まっている。

「松本が乗っているのはグリーン車でしょうから、新幹線の中で“静か”にしてほしいというのはもっともな意見です。しかし、その母親は赤ちゃんに話しかけたり他で気を引くことで、泣いたりぐずったりしないように必死だったかもしれませんよね。それを『うるさい』『家でやったらええやん』と“迷惑客”扱いするのはどうなのでしょうか。ただでさえ、乳幼児を連れた公共交通機関の移動は大変で、肩身の狭い思いをしている人も多い世の中。影響力のある松本がテレビで不満をぶちまけてもいい内容ではなかったかもしれませんね」(芸能ライター)

 普通車と比べて足元のスペースが広く席を指定できるグリーン車は、乳幼児連れやベビーカーを持っている人たちにとっても安心できる空間。子どもが走り回ったりうるさくしすぎるのは問題外だが、決して、静かに過ごしたい人や仕事をしたい人たちだけのスペースであると勘違いしてはいけないのだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 松本人志、新幹線車内の子連れママに大激怒で批判殺到「ママの状況もわかって」