浜辺美波『ドクターホワイト』途中退場のカメラマンに視聴者モヤモヤ「どうなった?」
女優の浜辺美波(21)が主演を務めるドラマ『ドクターホワイト』(フジテレビ系)の第5話が2月14日に放送。物語のキーマンとなりそうだったカメラマンの途中退場に、視聴者から「えっ、カメラマンどうなったの?」「生きてる?」「野垂れ死にパターン?」と戸惑いの声があがっている。
第5話では、グラビアモデルの日比谷カンナ(水崎綾女)が湖の近くで撮影中に錯乱状態に陥り、突然カメラマンの唇から血が出るほど激しくキス。その後、失神し高森総合病院に搬送されたことから、浜辺演じる主人公・雪村白夜が属するCDTが診断協議をしようとする。しかし、その矢先に小手伸也(48)演じる真壁仁外科部長から解散を宣告され、最新のAI診断システムを活用する医療分野に特化した経営コンサル組織・JMAと診断対決をすることになった。
JMAが「ヘルペス脳炎」と診断を出したところ、白夜は「誤診です」と一蹴り。CDTは、せん妄、強い恐怖感、発熱、頭痛、水を怖がる、錯乱などの症状のほか、日比谷が海外でグラビア撮影中にコウモリに噛まれていたことから「狂犬病」と診断した。実際にその通りだったのだが、狂犬病は発症すると100%助からないといわれている病気。しかし、白夜のアドバイスで過去に1例だけ助かったケースをもとに治療を行い、日比谷の命を救うことができた……というストーリーだった。
中盤では、日比谷が仕事をもらうために、カメラマンを相手に枕営業をしていたことが発覚。テレビでは「カメラマンと不倫」「薬物中毒で入院している」と報じられ、その直後にカメラマンは海外出張に行ってしまい、それっきり登場することはなく物語は終了した。
そのため、視聴者からは「噛みつかれたカメラマンは感染していないの?」「あれ?カメラマンどうなったん?」「逃げた海外で発症して死亡?」「カメラマンの“噛まれ”は回収なし?悲惨な末路を勝手に想像しろってか?…それ怖すぎるだろ」と戸惑いの声が集まっている。
「錯乱しているとはいえ、あそこでカメラマンに血が出るほどキスをするというのは不自然すぎました。実際、狂犬病は人から人への感染は“ない”といわれますが、あえてキス描写を入れたのは、視聴者を『カメラマンも感染している』とミスリードさせたかったからでしょう。ただ、日比谷と同じ現場にいたのなら、カメラマンもコウモリに噛まれている可能性もありますし、その場合、狂犬病を発症すれば致死率は100%。それにも関わらず、カメラマンのその後を回収しなかったため、視聴者からは不満の声があがっていました」(芸能ライター)
同作は、第2話のラストでも患者の“不倫疑惑”をうやむやにして終わっている。結末をはっきりさせない終わり方は、視聴者をモヤモヤさせるだけだと思うのだが……。