野々村真、ワリエワ選手の“清廉潔白”断言に疑問の声「なぜ言い切れる?」
2月14日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、北京五輪フィギュアスケート女子ROC(ロシアオリンピック委員会)代表、カミラ・ワリエワ選手(15)のドーピング問題を特集。出演者でタレントの野々村真(57)の擁護に疑問の声が集まっている。
団体戦でROCの金メダル獲得に貢献したワリエワだが、9日になり、北京五輪前に行われた薬物検査で禁止成分とされている血管拡張作用があるトリメタジジンが検出されたと報じられることに。IOCは現在、CAS(スポーツ仲裁裁判所)に判断をあおいでいる。
そんな中、この問題について話を振られた野々村は、「15歳で出場して、正々堂々とやりたかった彼女。本当に清廉潔白で真っ白な彼女が、知らないところでそういうようなこと(ドーピング)がされて、もしかしたら、4年に1度の大会、一番ピークの一番いいときかもしれないのに、それをこんなことで自分の出場資格が失われるかと思うと、本当に可哀想」と主観を交えながら嘆いた。
さらに野々村は、「こんだけの選手だっていうことが分かっていれば、必ずドーピングの検査されることも分かってるんですよ。なのにこういうことをしてしまう周りのスタッフ、『抜き打ち検査で逃れられてよかったな』という風に思ってたと思うと、本当に腹立たしいと思います」と苦言を呈していた。
これにMCの坂上忍(54)は「まあでも、本人が知らなかったとか事実関係はまだ出てきてないんだけど」とやんわりと訂正。視聴者からは、「なんで清廉潔白って言い切れるの?」「決めつけてるの謎すぎる」「なんで選手が知らないうち仕込まれた体で話すんだ?」といった困惑の声が集まっていた。
「14日時点でいまだ情報は錯綜しており、ドーピングが意図的なものだったか、本人が知っていたのか、知らないうちに飲まされたかなどは不明な状態。ライバルが入れた説などの陰謀論も飛び交う事態になっています。そんな中、不確かな思い込みのみでコメントしていた野々村。真偽不明なだけに断言に疑問の声が寄せられていました」(芸能ライター)
果たして野々村が主張するように、本当にワリエワは清廉潔白なのだろうか。