月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の第4話が1月31日に放送された。

 第4話は、久能整(菅田将暉・28)がカレー作りを楽しんでいると、スマホに風呂光聖子(伊藤沙莉・27)から着信。イヤな予感を覚えながらも応答した整に、風呂光は案の定、事件の謎解明を手助けしてほしいという。それは、闇サイトにアップされた爆破予告場所の特定で――というストーリーが描かれた。

 第1話では同級生の刺殺事件、第2話、第3話はバスジャックに続き、今度は爆弾事件に巻き込まれることになった整。爆破場所を表す暗号自体の法則は発見できたが、その後、偶然犯人に出くわすという展開となった。

 しかし、犯人は偶然交通事故に遭っており、記憶喪失。すぐに爆弾魔だと気づいた整は、犯人が仕掛けた第3の爆弾の位置を特定するため、対話してあれこれ聞き出すことに。これまで以上の会話劇が描かれることになった。

 この展開にネット上からは、「こんなに事件に巻き込まれるって…コナンくん?」「もうコナンすぎる」「どんだけ呪われてるんだよ」といったツッコミが集まっている。

「第1話では意図的に冤罪を擦り付けられ相になったとはいえ、第2話でバスジャックに居合わせたのは、整自身がバスに乗り間違えるというまったくの偶然。今回も、ポテトサラダを食べに行く途中でたまたま爆弾魔に遭遇しており、通常ありえない事件の遭遇率となっています。この様子が、毎週毎週殺人事件に巻き込まれるアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)に似ているとの揶揄が聞かれてしまったようです」(芸能ライター)

 一方、整に同情的な声もあるという。

「理詰めで相手を責めがちな整ですが、バスジャックの犯人・ガロ(永山瑛太・39)に続き、爆弾魔・三船(柄本佑・35)も整と同じレベルで話ができる人物。対話を続けた結果、整は三船に対する『もっと話したかったのに』という率直な想いを漏らす場面もありました。ガロも自身の妹を殺した人物を殺害し、現在逃亡中の身。視聴者からは『友だちに慣れそうな人みんな犯人で可哀想』『毎回友だちできそうでできないな』という声も聞かれました」(同)

『ミステリと言う勿れ』は整の友だち作りの話になりつつあるのかもしれない。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『ミステリと言う勿れ』事件連発の展開に違和感の声「コナン過ぎる」