『アイ・アム・冒険少年』過剰過ぎる演出に批判殺到「無理ある」「呆れた」
バラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)の「新春脱出島SP」が1月3日に放送された。この日、番組の仕込みっぷりが物議を醸す場面があった。
この日、無人島からの脱出に挑戦したのは、お笑い芸人・あばれる君(35)、Sexy Zoneの菊池風磨(26)、お笑いコンビ・ハリセンボンの3組。いずれも無人島に1泊2日し、島に落ちているものでボートやいかだなどを作り、海を渡って島から脱出するという企画になっていた。
1日目は各々火や水、食料を確保したり、島を探検。2日目は材料などを作って脱出に挑戦するというのが大まかなスケジュールとなっているが、問題となっているのは、そのいかだの材料。
挑戦者たちはこぞって“漂流物”という設定の竹や浮き玉などを大量に使用。また、菊地に至っては島の探索中に穴すら空いてない、身体がすっぽり入るほどの深く大きい入れ物を島の探索中に発見。これをいかだのメインに据えており、さらに出航時にはスタッフが手伝って海に繰り出していた。
これに視聴者からは「さすがに無理ある」「やりすぎ」「呆れた」「あんなの落ちてるわけねーだろ」という困惑の声が集まってしまっていた。
「実は本番組、これまでもたびたびやらせ疑惑が話題に。今回使用された材料のほか、綺麗なペットボトルや発泡スチロールなどもあり、物議を醸してきました。さらに今回は菊地が作った、オールにつけたスクリューもツッコミの対象に。実はこのスクリュー、島に落ちていた換気扇が元の材料となっていましたが、換気扇は綺麗にバラけた状態で落ちており、明らかにスタッフが準備したもの。ネットからは『見てるのが馬鹿馬鹿しい』『もっと分からないように演出して』という声が集まっていました」(芸能ライター)
一方、資材こそ“やらせ感”が強かったものの、菊地のいかだは海を渡っている途中で崩壊。菊地はしばらくリタイアせずにいかだの残骸に掴まり、なんとか脱出を試みようとしていたが、スタッフからストップが入り、強制終了に。最後には衰弱して自分で服も脱げない様子も見せていたことから、ネット上からは「ジャニーズなのに体張ってるな」「この頑張りは単純にすごい」という感心の声も寄せられていた。