10月26日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)は、パンサー尾形(44)の密着ドッキリの完結編を放映した。これまで何度も同番組のドッキリにハマってきた尾形に対して今回、TBS系の人気ドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系)を依頼されるというドッキリが企画される。ドッキリへの下地として、「ミルクパンサー」という架空のアダルト番組制作を尾形に持ち掛けるも、本人はまったく気づくことなく、情熱大陸の撮影が入っていると勘違いして、意気揚々と会議に参加。放送禁止用語を連発しながらアダルト企画を提案し、スタジオから冷笑される始末だった。

 そんな尾形もついにスタジオに呼ばれ、ドッキリの全容を打ち明けられる。「情熱大陸」と思われていた番組が実は「情熱太(た)陸」であり、出演が嘘だったことにショックを受けるものの、どこか自分事ではないようにきょとんとした表情の尾形。情熱大陸どころか、そもそもアダルト番組の企画さえもフェイクだったことを理解していない様子であった。

 これまで何度もドッキリに引っかかりながら、いまだにあっさりと引っかかってしまう尾形に、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(47)は「あいつ本当に(ドッキリに)ハマってるのわかってるのかな?」と苦笑い。尾形の退場後には、周りの芸人やスタッフを集めて、話し合う始末であった。

 しかし、何度はめられても怒ることなく、ドッキリ企画を受け入れる尾形に視聴者は癒された様子。「これは尾形さんがピュアすぎるの??こっちが性格悪いのか?って錯覚するぞ」「情熱大陸じゃなくて 情熱太陸 ホンマにロンハーはひどいなぁっていうか面白い」「今時あんなめちゃくちゃに体張るの尾形だけだから 大好きなんよなぁ。思いつきで体張れるの本当に凄い!それが尾形の魅力でポンコツなのが良いんよね笑笑」など、尾形の努力をたたえる声が多く上がっていた。

「かつて同番組といえば過激な企画が流行していましたが、時代が変わって、今はこれくらいのゆるいドッキリが受けているのでしょうね。尾形は適役なのかもしれません」(芸能ライター)

 尾形が騙され続ける限り、このドッキリ企画は番組の鉄板となりそうだ。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 パンサー尾形、 『ロンドンハーツ』50日間ドッキリ企画に称賛の声