江口のりこ、『SUPER RICH』初回視聴率7.8%も「恋愛モノじゃなくてよかった」の声
江口のりこ(41)が主演を務める連続ドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)の第1話が10月14日に放送され、平均視聴率7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同じ)を記録した。
同ドラマは、江口演じる裕福な家に生まれお金に困ったことはないが、早くに両親を失ったため居場所をつくるために仕事にまい進してきた電子書籍のベンチャー企業『スリースターブックス』の代表取締役CEO・氷河衛が主人公。幸せのカタチ=スーパーリッチを追い求めるキャリアウーマンの波乱万丈を描いたオリジナルストーリーだ。
家族も友人もない氷河が唯一心を許し、共同経営者として一緒に会社を大きくしてきた一ノ瀬亮を戸次重幸(47)、『スリースターブックス』のインターンに応募してきたお金のない専門学生・春野優を赤楚衛二(27)が演じている。
第1話では、インターン採用試験に向かう途中に倒れた妊婦に遭遇し病院まで付き添ったため試験に間に合わなかった春野。エントランスで氷河に「試験を受けさせてほしい」と土下座し、タクシーに乗るお金もなかったと弁明するが、「自分の時間をもっと使ってお金を稼げばよかった」「ごめんなさいね」と一蹴りされてしまう。
一方、一ノ瀬からアプリ会社へ投資する提案を持ちかけられた氷河は承認。しかし、出資した会社が反社会勢力と繋がっていたことがわかり、一ノ瀬は会社のお金を持ち逃げ。そのうえ、不祥事が起きたことで8億円以上の違約金を月末までに払わなければならなくなったが、反社会勢力会社に出資したことがニュースになり、すでに『スリースターブックス』に出資してくれる企業はない。自分の財産を投げ打っても1億円足りない状況になり、初めてお金に困ることになった氷河。そんなときに春野と再会し、500円の屋台のラーメンを分け合いながら「世の中金やな!明日からお互い考えよう!どうやってお金を稼ぐのか、そしてそれを何に使うのか」と誓う……というストーリーだった。
SNS上では「恋愛ドラマじゃなくてよかった。面白そう」「続きが気になる展開だし、ストーリーの進みが早くて良い」「金持ちわがまま女の話だと思ってたら、予想外の展開だったわ」と高評価。ただ、「この感じが好きだから、恋愛絡ませてきたら見なくなりそう」「江口のりこと赤楚くんの恋愛はやめてほしい」という意見も多い。
「1話を見る限り、どん底に突き落とされた氷河が再びお金を稼ぐために奮闘する“オフィスドラマ”の要素が強いようですが、赤楚のほか町田啓太(31)演じる氷河をリスペクトし“衛の忠犬”と言われている宮村空との恋愛模様に発展する可能性もあります。ただ、前クールで放送されていた『推しの王子様』(フジテレビ系)は、比嘉愛未(35)と渡邊圭祐(27)が『兄弟にしか見えない』『恋人って言われても違和感ある』と不評で最低視聴率4.1%と不名誉な結果を残しています。『SUPER RICH』が同じ道をたどらないためには、恋愛要素が鍵を握ってくるかもしれませんね」(芸能ライター)
初回でつかんだ視聴率を離さないために、しばらく恋愛要素は控えめにしたほうがよさそうだ。