高橋メアリージュン、『緊急取調室』の怪演ぶりに絶賛の声「凄すぎて震えた」
8月12日に『緊急取調室 シーズン4』(テレビ朝日系)の第4話が放送され、犯人役を演じた高橋メアリージュン(33)に「演技が凄すぎて震えた」「感情の切り替えがすごい」と絶賛の声が集まっている。
『緊急取調室』は、交渉術に長けた真壁有希子(天海祐希・54)をはじめ可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーが、犯人と一進一退の心理戦を繰り広げる姿を描いたドラマ。
第4話では、専務・三上聡(内村遙・36)を含む従業員2名が死亡したガス漏れ事故が発生。しかし、防犯カメラに食品廃棄物リサイクルシステム「SY21」の開発者であるエンジニア・橘頼子(高橋)が、自ら故障させガスを発生させている姿が映っており、キントリチームは急遽取り調べを行うことに。事故の影響で集中治療室に入院していた橘だったが、なんとか取り調べの許可をとりつけ、主治医付き添いのもと緊急取調室で行うことに。
当初は、三上専務と不倫していた橘が開発の手柄を横取りされた腹いせで殺害計画を立てたと思われていたが、不倫関係にはなかった2人。しかし、真壁たちの巧みな戦術によって次第に本当のことを話しはじめ、最後には妻子ある専務のことを好きだったことを真壁に見抜かれる。そして橘は、怒鳴りながらも苦しそうな表情を浮かべ真壁の腕の中で号泣する……という展開だった。
「今回、高橋が演じたのは家庭環境に恵まれず、高校卒業後にクラブで働いているところを学生時代に好きだった先輩・三上と再会し、会社に入れてもらったことでエンジニアとして成功を収めていたかに見えた女性。しかし、実際は、仕事の成果も好きな人も独り占めすることはできない切なさや苦悩を抱えており、ついには恋心を抱いていた三上を殺害してしまう。そんな複雑な心境を高橋は、言葉の抑揚や表情で見事に演じ切っており、ネット上では『高橋メアリージュンさんの演技、感情の切り替えがすごいというかリアリティあって好き』『もともと味のある演技する人だと思ってたけど、迫真の演技、凄かった。』『演技うますぎ!犯人だけど泣いてしまった』と絶賛の声が寄せられていました」(芸能ライター)
近年は、『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)や『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)、『私の家政婦ナギサさん』(同)などの話題作でも脇役としてインパクトを残す演技を見せていた高橋。今回の怪演がひとつのブレイクポイントになるかもしれない。