木曜劇場『推しの王子様』(フジテレビ系)の第4話が8月5日に放送され、比嘉愛未(35)演じるヒロインの泉美と航(渡邊圭祐・27)のアンバランスさに視聴者からツッコミが入っている。

 第4話では、航(渡邊圭祐)は、振り込まれたばかりの初めての給料を全額引き出して帰宅する。だが航は、特に欲しいものがあるわけでもないらしい。泉美(比嘉愛未)はそんな航に、金の使い道は物質的なものだけではなく、形に残らなくても価値があるものもあるし、航も夢中になれるものが出来たら変わるかもしれない、と告げ――というストーリー。平均視聴率は4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、前回の4.1%からは0.3ポイントのアップになった。

 ワンナイトラブ疑惑から始まったふたりの関係。それから航が居候として一緒に暮らし始め、第4話ではじゃれ合っている途中で顔と顔とが急接近する場面が。一瞬ふたりはお互いのことを意識し、キスになってもおかしくない雰囲気が流れたものの、泉美は「コーヒー入れてくるね」とその場を立ち、ふたりはキスを回避。しかし、ふたりとも動揺するという展開が描かれました。

 ようやく明確な恋愛フラグが立ったふたりだが、視聴者からは「うーん、姉弟にしか見えない…」「ここから全然恋愛になりそうな感じがない」「まったく色気を感じられない」という声が集まっている。

「一緒に暮らし、仲が良く、泉美から航へのボディタッチも多いのにも関わらずそれまで恋愛の雰囲気がなかったため、視聴者から見たふたりの印象はすっかり“姉弟”。ふたりともかなり顔の整った美男美女であるため、『似ていない』とも言い難く、ここから恋愛関係に発展していくのは無理があると感じている視聴者も多いようです。そもそもワンナイトラブ疑惑があった男女がその後も一緒に暮らし続けていたにも関わらず、ハプニングで顔が近づいてしまっただけで男女として意識するという展開が安直だという指摘も。女性が年上の年の差恋愛は女性視聴者に人気ですが、泉美と航の恋愛は、見てはいけないものを見てしまうような気分になりかねない、という可能性もあります」(芸能ライター)

 果たしてふたりは本当に恋愛関係になるのだろうか。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『推しの王子様』恋愛ドラマとして致命的な欠点が浮上「姉弟にしか見えない」