ペナルティ・ワッキー「自分のペースで」がん克服し仕事復帰に視聴者からもエール
5月3日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007合体SP』(日本テレビ系)にお笑いコンビ・ペナルティのワッキー(48)がVTR出演。昨年6月に中咽頭がんと宣告され、8か月にわたる入院・療養生活を送っていたが今年2月に仕事を再開。近況について語った。
同番組はコンビとして約1年ぶりとなる復帰一発目の舞台に密着。復帰を心待ちにしていたファンも温かく迎え入れ、舞台を終えたワッキーは「楽しかったな~。楽しかった」と感無量だったが、楽屋では「ちょっと……元気ないでしょ?体力が落ちてる」と浮かない表情。その日を境に番組密着は一時中断し、2週間後にスタッフを呼び出したワッキーは「今後の仕事を少しゆっくり……自分のペースでやらせてください」「2人でやる仕事もちょっと、ゆっくり考えながらやっていく方向で」と報告。
さらにワッキーは「(治療の)副作用がちょっときつかったりというのがあって。ちょっと気分が乗らない。落ちている部分がある」「徐々に落ちちゃってたときの気分に戻ってきちゃった」と告白。相方のヒデ(50)も「元気ないなとは、ずっと思ってた」とワッキーの異変に気付いていたようで、「仕事もゆっくりのペースで(やりたい)」というワッキーに寄り添っていた。
「闘病中は、新型コロナの影響で家族との面会も遮断され、病院では孤独な闘病生活を送っていたようですが、それを支えていたのが妻のあゆみさん(47)。がん宣告を聞かされたあと、給料がゼロになっても余計な心配や不安を与えないように『とにかく大丈夫。あなたが頑張って今まで蓄えていたものがあるから』と気丈に振る舞っていたようです。そんな支えもあって今年2月に仕事復帰したものの『この病気って恐ろしいなって思うのは体だけじゃなく性格まで、精神的なところまで影響を及ぼす。治ってもまだ体をむしばむ、じゃないですけど……』と、精神的な辛さとの闘いでもあると言い『それを克服した人ってすごい』と語っていました」(芸能ライター)
これにMCの今田耕司(55)は「ワッキー頑張っていただきたいですね。ちょっとゆっくり自分のペースでね、元のワッキーに戻りましょう」とエール。視聴者からも「これからゆっくり頑張って欲しい」「ワッキーさんの変態おじさんをいつかまた見られる日を気長に待ってます」「焦らないでいいからゆっくりガンバレ~」と、ネット上で応援する声が多く寄せられていた。