4月14日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)での、“半強制バンジー”が物議を醸している。

 この日行われたのは、「アメとムチならムチの方が力出る説 第2弾」。対象の芸人やタレントたちになにもない状態で鉄棒にぶら下がってもらい、タイムを測定して、その後「通常時のタイムを1秒超えるごとに5千円」というアメでタイムが伸びるか実験。そのふたつのタイムを元に「鉄棒から手を離したら即バンジー」というムチで記録が伸びるか検証するというものになっていた。

 しかし、この日集められたバイきんぐ・西村瑞樹(43)や、さらば青春の光・森田哲矢(39)らは、こぞってバンジーNGタレント。しかし、第1弾放送時にムチの状態で誰一人記録が伸びなかったという結果は実証済みで、バンジーの状況になると力が入ってしまうという。最初に挑戦した西村も、アメ超えはできても通常タイム1分を超えることができず落ちてしまっていた。

 しかし、普通のバンジーではなく、鉄棒にぶら下がった状態で、芸人の限界が来たら落ちるという仕組みになっているため、映像は一見かなりショッキングなものに。パネラーの麒麟・川島明(42)も「普通に転落ですよ……これ」と苦笑いしきりだった。

 その後、挑戦した森田はバンジーが本気で苦手なようで、スタンバイにかかった時間は20分。いざ始まったあとも「ハァハァ」という呼吸音がかなり激しく、アメ超えはなく落ちてしまうことに。VTRを見守っていたMCのダウンタウン浜田雅功(57)が「これほんまに事故の画やん!」とツッコむと、川島も「ほんまに死ぬ瞬間の顔ですから……」と話していた。

 この様子に視聴者から、「NGの人にあれやらせるのは酷だよ」「こっちまで過呼吸になりそうになった」「確実にバンジーNGの人間にやらせるべきロケじゃない」という厳しい批判の声が集まっていた。

「挑戦後の西村は今回のバンジーについて『限界で落ちるってことは、本当に事故で落ちるみたいなのと一緒。もう死ぬ時のやつじゃん』と指摘。今回の説は体力勝負ながら、ぶら下がりはどんなに耐えても耐えきれないという要素も兼ね備えています。スタジオ出演者たちもこぞって『転落』『死ぬ画』などと言っていたように、見ていてもかなりショックな画となっている上、怯えながらバンジーをする芸人たちへの同情も集まっていました」(芸能ライター)

 過激な説でギリギリ攻める本番組。この日も芸人への同情や説への批判の一方、「転げまわるほど笑った」「面白すぎて神回」といった絶賛も聞かれていた。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 『水ダウ』バンジーNG芸人に“バンジー強要”で視聴者から批判殺到